HOME > 山行一覧 > 山行一覧 2 > 白馬岳(1999年7月24日〜29日)その2

山旅日記1993-2000 このページのレポートは、HP開設(2000年8月)以前の1993年秋から2000年前半の山行記録です。登山道状況は変化します。実際に登山される場合は、最新の地図とガイドブック他の情報をお調べください。

WEBページ作成日 2001年6月30日





 3日目 7月27日 晴れのち曇り 白馬山荘から白馬鑓温泉


コースタイム 約4時間40分
白馬山荘6:45出発〜頂上宿舎〜(休憩)〜杓子岳直下8:40〜巻き道を行く〜(休憩)〜10:00鑓ヶ岳10:30〜大出原分岐11:00〜11:30雪渓手前(昼食)12:00〜大出原12:20〜(休憩)〜鑓温泉14:50到着 <自己タイム 約6時間55分>


 白馬山荘では個室(予約)だったのでゆっくり休むことができた。ぐっすり眠っていた夜明け前、廊下が騒がしくて目が覚めた。早立ちの人がずいぶんたくさんいるのだなと思い、再びまどろみのなかへ。5時の朝食時間に合わせて起床し、別棟の食堂へ行く途中、皆がご来光を見に山頂に行っていたことを知る。昨夜は濃霧であったため、ご来光のことをすっかり忘れてしまっていた。しかしながら後の祭り。

白馬山荘の朝
白馬山荘の朝
気分は最高!
気分は最高!


振り返れば白馬岳
振り返れば白馬岳
 前の晩に白馬岳登頂の感動をしたためた友人たちへの絵葉書を、白馬岳の消印を押してくれるポストに投函して出発。丸山のピークを過ぎ杓子岳との鞍部までは下り。振り返ると白馬山荘が徐々に遠くになりながらもずっと見えている。反対に杓子岳はどんどん近づく割りになかなか着かない。ミヤマキンポウゲで黄色く染まっている斜面が素晴らしい。

白馬岳 標高:2932m
杓子岳 標高:2812m
白馬鑓ヶ岳
標高:2903m

山行日 1999/07/24-29
場所 北アルプス北部
交通 JR白馬駅下車
タクシーにて栂池高原へ
温泉ページへ 白馬鑓温泉
白馬八方温泉
温泉ページへ



杓子岳
杓子岳
 さて杓子岳を目の前にして迷った。ザレの急登に見える杓子岳への登りに対し、平坦に延びている巻き道がなんとも魅力的なのだ。この巻き道にはコマクサが多いとも聞く。当然ながら他の登山者たちは躊躇せず登っていく。杓子岳山頂を踏まなければ白馬三山縦走にならないと思うが、結局ラクチンコースを選択した私たちだった。 遠くからはまったくの平坦と見えたが多少のアップダウンもあり、コマクサは見つからなかったが、2人きりの静かな散歩道を楽しんだ。

展望の尾根歩き
展望の尾根歩き
 杓子沢のコルから急登。ミヤマオダマキとイワベンケイが寄せ植えのように咲き乱れている。鑓ヶ岳の山頂が見えるようになり、案外時間がかからずに山頂に出た。剱岳が大きく見えて、五竜山荘を見下ろし遠くには黒部ダムが見えた。


白馬鑓ヶ岳からの剱岳
白馬鑓ヶ岳からの剱岳
白馬岳
白馬岳
黒部ダムを望む
黒部ダムを望む
五竜山荘
五竜山荘(中央)


ガスが立ち込める雪渓
ガスが立ち込める雪渓
 山頂からはザレた急坂を下るが思ったほど滑らず、慎重に歩を進めれば怖くはない。大出原の分岐からもザレたかなりの急坂。大出原の手前で大きな雪渓を渡る。雪渓上に落ちてきた大きな岩がゴロゴロと散在しているのを見ると、装着が面倒でもアイゼンでサッサと渡ってしまいたいと思いアイゼンで歩いた。大出原の花園は見事。

 この夏の残雪は多く、その後も2,3箇所の雪渓を渡った。森林限界まで下りると、今度はナナカマドの中の急な下りになった。鎖場の前で先行の登山者たちがつかえている。ガイドブックには「簡単な鎖場」と記述されているが、鎖場が苦手な私は相当心配していた。白馬山荘の受付にここで最近滑落事故があったのでロープを設置したとの張り紙があり、下るにつれ不安が雪だるまのように膨らんでいたのだった。始めの鎖はほぼ垂直3m位?の岩場で、前の10人位のパーティーが次々におりた。リーダーが下で足場を指示している。私が続く。真下にスペースがあるため少し安心だが、小柄ゆえ足が短い哀しさ…途中で足が届かな〜い!残って見守って下さっていたリーダー氏が指示してくださった。

 その後は鎖、トラロープが設置された岩場のトラバースが続く。怖がりの私にはかなり怖い。足が出なくなることも…(^^; 鎖場の後は幅が狭い沢沿いを下り、小さな沢を渡ると温泉小屋が見えた。小屋が見えた後も緊張する下りが続いたので、到着したときはドッと疲れが…。大出原分岐からの標準タイム2時間を1.5倍の3時間で歩いたのだった。