標準コースタイム 約3時間50分
登山口(奥塩原温泉温泉神社)--1時間20分--新湯富士山--1時間--大沼--1時間30分(須巻富士山経由)--塩釜温泉
 溶岩がゴロゴロしている急坂 |
岩がゴロゴロしている急坂をどんどん下る。正面に大きく高原山(?)がそびえているのを見ることができる箇所があるが、やはり木々が邪魔をしている。山野草は少ないながらも、山頂直下でエンレイソウが、下ってきてハルリンドウが咲いていた。やがて歩きやすいつづれ折の道になり、ブナが混じる広葉樹の森になると、スミレが斜面いっぱいに咲き誇っていた。
【10年前のメモと記憶から】下りの登山道に関することはメモも記憶も全くなく、岩がゴロゴロしていることも覚えていなかった。
大沼を俯瞰で眺めながら下り、最後に丸太や石組みの階段を下りると、新湯富士山の山腹の巻道コースであるヨシ沼歩道とぶつかった。道標や案内板がある。更に下ると車道に出た。

大沼園地から新湯富士山 |
〔12:50〜13:30〕
大沼園地:大沼園地には立派なトイレがあるので利用。駐車場があるので、私たちのようなハイカーだけではなく子供連れの家族、街着の若いカップルなどの観光客も来ている。ミズバショウ群生地の木道を歩いた後、ヨシが繁る湿原を眺める広場のベンチでコーヒータイム。足元にはネコノメソウ。
【10年前のメモと記憶から】時期を過ぎてオバケのように育ったミズバショウが少し咲き残っていた。

ミズバショウ群生地 |

ミズバショウ |

ミズバショウ群生 |

大沼 案内板 |
〔13:40〜14:00〕
大沼:大沼の周囲は木道で一周できるが、北側の片道を往復した。沼越しに見る新湯富士山の景色も良いが、対岸のブナ林の雰囲気もまた良い。5月中旬の新緑の季節になればもっと美しいだろうと思う。
新湯富士山は高原山の火山帯の一部で、トロイデと呼ばれるつりがね状の形をしている。また大沼にはモリアオガエルが生息している。
大沼を後にして林道のように広い道(作業道)を進む。この辺りはスギの植林地である。やがて駐車場と小太郎ヶ淵方面との分岐。小太郎ヶ淵方面への道の入り口付近は石畳になっているが、しばらく歩くと登山道らしくなる。ショウジョウバカマが一輪だけ咲いていた。

十字路 |
なだらかだけれど変化がなくて、実際の距離よりは長く感じる下りである。ガイドブックには「ひたすら下る」と書かれているがまさにその通り。途中に湧き水を流している樋が2,3箇所あり。水場だそうで飲んでみればよかった。ひたすら下っていくとスギ林が再び広葉樹林に変わっていき、須巻富士山、駐車場、小太郎ヶ淵との十字路に到着。
【10年前のメモと記憶から】10年前に参考にしたガイドブックの掲載コースで歩いたので、この時点で小太郎ヶ淵へ行くことなど考えもせず須巻富士山に登ってしまった。これは後で後悔することになる。

トウゴクミツバツツジ |

須巻富士山山頂の不動明王像 |
〔15:35〕
須巻富士山:須巻富士山の頂はすぐ目の前なので、休憩をとらずに登りだす。直登するのかと思えば左手に巻き道があった。この辺りになって初めて花が咲いているトウゴクミツバツツジを見た。
須巻富士山は川崎大師厄除不動尊であり、山頂には大きな不動明王像と塩原と弘法大師との因縁などを説明する案内板がある。
須巻富士山を階段で下りてアカマツ林の中の道を歩けば、近所の人が犬を連れて散歩しているのに出会う。最後に階段で車道に下り立つ。車道を道なりにどんどん下れば箒川沿いの塩釜温泉。ところがアスファルトの道は足に優しくないのでやたらに長く感じられるのである。ガイドブックでは10分だが、疲れた脚では20分かかった。後で宿泊した宿のご主人に教えてもらったのだが、須巻富士山は登らずに(あるいは往復して)小太郎ヶ淵へ下山すれば、舗装の車道歩きが短縮されるうえ塩釜温泉にも近かった。小太郎ヶ淵には草餅が名物の茶店があるそうで、そういう点でも後悔しているのである(笑)
この塩原自然研究路は何度歩いても気持ちが良いコースなので、いつかまた今度は紅葉の季節に逆コースで歩き、下山後は奥塩原温泉の硫黄泉に浸かってみたいと思っているのである。

須巻富士山から下山 |
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富士山園地 アカマツ林の中の道 |
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塩釜温泉 |
【10年前のメモと記憶から】10年前から比べるとずいぶん体力が落ちてしまったが、コースタイムはさほど変わらなかった。険しい登山ではなく、4時間程度のハイキングコースだからか…。ただし下山しての疲労感が思いのほか強かった。10年前は下山した後に旅館紹介所で紹介してもらった古町温泉の宿まで、更に車道を30分以上歩いている。