芳ヶ平
| 4日目 8月11日 |
最終日は快晴の朝を迎えた。抜けるような青空だった。渋峠から草津へ下るコースをやめて、熊の湯の裏手から登れ展望が良い笠ヶ岳に変更しようかとの思いもよぎった。しかしやはり「初志貫徹」することにした。この山旅は草津まで歩くことに意味があると思うから。メジャーではない静かなコースをのんびり行くのが好きだから。理由はそれだけではなかった。このコースは一貫して下りオンリー、つまり登らなくてよい。「楽チン」の魅力には逆らいがたかった(笑)。世間ではお盆休暇が始まったためか、遅れて来たバスの車内は混んでいた。渋峠までの車窓風景は素晴らしかった。志賀高原のランドマーク笠ヶ岳が青空にくっきりと独特の山容で立つのを見ると、やはり登れば良かったかなと少し後悔した。そして北アルプスのパノラマが広がって車内に歓声があがった。
![]() 芳ヶ平〜草津コース入口 |
コース案内板 |
〔9:30〕
渋峠:標高2172mの渋峠は国道の中で一番高い峠である。ここで下りたバスの乗客の殆どが横手山へのリフト乗り場に並んだ。芳ヶ平〜草津コース入口は渋峠ロッヂの右横手にあった。立派な標識とコース案内板があるのでわかりやすい。渋峠ロッヂの前で夫の所用を待つ間に、芳ヶ平コース登山口を入っていったのは女性4人のグループだけだった。渋峠は長野県と群馬県の県境上にある。コース入口に足を踏み込むと、そこは群馬県。
下り始めてしばらくすると木道になり、良く踏まれた登山道と木道が交互に現れる。傾斜はあくまで緩く、急な箇所は木道の階段になっている。あまりの「楽チン」に鼻歌も飛び出すほど。両側の笹はキチンと刈り込まれているし、歩く人が少ないのはもったいない道である。岩がゴロゴロした斜面を下る箇所で少し急になる。足元のアカモノの赤い実は途切れることがないほど続く。
![]() 木道で楽ちん(^^) |
![]() 岩ゴロの斜面を下る |
![]() アカモノの実 |
![]() ダマシ平 |
再び樹林帯の中のしかもかなり急な下りになる。下りきると風景が一変する。白根山は見上げるようになり、笹原が湿原になり小さな池が点在している。上からも見えた赤い屋根の芳ヶ平ヒュッテの裏で休憩した。天気が良いせいもあるが、芳ヶ平は明るい雰囲気に満ちている。白根山から来たマウンテンバイクの若者が、先に草津へと下りて行った。
![]() 草津白根山が姿を見せ始める |
芳ヶ平を見下ろしながら |
草津白根山 |
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雄大な眺め |
![]() 芳ヶ平 |
![]() 芳ヶ平 |







