HOME > 山行一覧 > 四十八池&志賀山(2004年8月10日) - 志賀高原・岩菅山と高天原温泉/四十八池・志賀山と熊の湯/渋峠から芳ヶ平、草津温泉(2004年8月8日〜8月11日)その2


志賀山・四十八池

 3日目 8月10日 晴れ晴れ時々曇り曇り 四十八池&志賀山


標準コースタイム 約4時間
大沼池入口--1時間--大沼池池尻--1時間20分--四十八池--30分--志賀山
--35分--志賀山登山道入口--30分--渋池--5分----前山…前山リフト…宿

参考サイト 志賀高原観光協会



大沼池入口
大沼池入口
〔8:40〕1 出発:コース入口まで宿の車で送っていただく。必要のない荷物を今日の宿まで届けてくださるとの好意に甘えて、今日もザックは軽い。大沼池(おぬまいけ)入口の近くには名水百選の水場がある。登山道を40分、林道の遊歩道を20分で大沼池の池尻に着いた。ここからは山並みを水面に移す池を左に見ながらの気持ちが良い道である。池の浅瀬のアクアマリンの色合いが美しい。

大沼池池尻
大沼池池尻
対岸には赤い鳥居
対岸には赤い鳥居
休憩所がある岸辺
休憩所がある岸辺

〔10:10〜〕 大沼池から:赤石山への登山道を分ける池の畔には休憩所(レストハウス)とトイレがある。畔にはヤナギランが咲いていた。ここまでは誰にも出会わなかったが、この先ではたくさんのハイカーと出会うようになった。例外なく皆、硯川から大沼池までの往復か、大沼池入口に抜けるハイキングツアーの団体さんだ。どう見ても「散歩」といった格好の人も。大沼池へは下り中心なので楽なのだ。軽装の人たちが下ってくるのに逆らい登っていくのは私たちだけ。

〔11:20〜11:50〕 四十八池:前夜の豪雨のためにぬかるみが多い。木道になってホッとしながら進むと、見覚えがある鳥居が現れた。1997年8月下旬に、横手山から鉢山を経てここに来たときの記憶がよみがえった。そのときは志賀山には登っていない。朝東京を発ち、歩き始めが12時過ぎだったので、下の巻き道を歩いて熊の湯まで下山したのだった。


イワショウブ
 湿原の木道を進んでベンチが設置してある場所で昼食にした。前回にはウメバチソウ、オヤマノリンドウが見られたが、この日はイワショウブとワレモコウしか見当たらなかった。白い小花が集まって咲くイワショウブは、蕾のうちは白にピンクが差していて可愛い。

奥志賀山・志賀山登山道入口
奥志賀山・志賀山登山道入口
志賀山へ:分岐に戻り志賀山を目指す。湿原の中のベンチにいたときは、遮るものがなくて日差しに閉口していたほどなのに、登り始めたとたんガスが湧いてきた。今年の夏はこういうパターンが多くてツイていない。

 ここ志賀高原の池巡りエリアは遊歩道、ハイキングコース、登山道が整備され、それぞれの体力・レベルに合わせた歩き方が出来る。硯川からはスキーリフトで前山まで上がってこられるうえ、巻き道は緩やかで広い遊歩道なので、家族連れも気軽に四十八池までやってくる。湿原から志賀山までは登り「1時間」ということで、いかにも四十八池に来た"ついで"に志賀山に登ろうという感じのハイカーが多数なのである。各所に立つコース案内板では、「車道」「遊歩道」「一般ハイキングコース」「登山道」と色分けされている。志賀山登山は立派な「登山道」である。しかしお気楽ハイカーはそんなことに目を留めないのである。それゆえ志賀山登山道は軽装でスニーカーというハイカーばかり、登山スタイルの私たちの方が浮いていた。しかし急で岩ゴロの登りは甘くない。サンダル履きの若い女性がいた!フラットソールとはいえ素足にバックベルトサンダルでは、見ている方が怖かった。子供たちは元気である。山登りなどしたことがなさそうなバテバテの母親と、ビデオとカメラのふたつを首から提げた父親を置いて、小学生の子供2人が飛び跳ねるように登っていく。危ないなぁ…。案の定、登りきった辺りで後から来たお父さんが他人に注意されていた。子供の一人が勢い余って崖から落ちそうになったらしい。確かに特に危険箇所はないコースだが、志賀山は公園化されている低山などでは決してない。

横手山を望む
横手山を望む
四十八池湿原を俯瞰
四十八池湿原を俯瞰サブウィンドウを開きます
 なかなかの急登だが30分で裏志賀山との分岐。四十八池湿原を俯瞰できる。しかし裏志賀山の山頂はガス…。裏志賀山には登らずに先へ行くことにした。

志賀山 標高:2037m

山行日 2004/08/10
場所 長野県
交通 busstop
長野電鉄バス時刻表
温泉ページへ 熊の湯温泉
温泉ページへ
MAP 広域全体図
各エリアの点線の囲み内をクリックすると拡大地図が表示されます

日程 行動
1日目
8/08
高天原温泉
2日目
8/09
岩菅山
3日目
8/10
四十八池&志賀山
4日目
8/11
渋峠から芳ヶ平
《画像について》
青枠があるか説明にサブウィンドウを開きます付きの画像は、画像自体をクリックするとサブウィンドウで拡大表示します。サブウィンドウをクリックすると閉じ、サブウィンドウはマウスのドラッグで移動可能です。


 鞍部に下ると登り返しが待っている。遠くから眺めても急坂だが、短いので楽である。

鞍部から志賀山への登り
鞍部から志賀山への登りサブウィンドウを開きます
お釜池
お釜池サブウィンドウを開きます
タテヤマウツボグサ
タテヤマウツボグサ


志賀山山頂
志賀山山頂
〔13:05〕 志賀山山頂:登りきったところに三角点があったので山頂かと思い一休みしたが、もうしばらく行くと本当の山頂に出た。山座同定盤があるのにガスで展望なし。また木立も茂っていてあまり展望には適さない。一緒に登っていた人たちは、いつの間にか皆下りてしまったようで誰もいない。軽装・スニーカーのハイカーさんたちは途中休憩どころか、立ち止まって景色を見たり、景色や花の写真撮影をしたりしないし、とにかく足が速いのである(笑)

〔13:05〜14:10〕下山:下りは急坂、岩ゴロ、ぬかるみアリと、登りに増して甘くない。スニーカーのカップルが「こんなたいへんなコースだとは思わなかった」とボヤいていた。確かに岩菅山のほうが歩きやすかった。しかしここにはタテヤマウツボグサが咲き乱れていたのがうれしかった。急な下りは苦手。標準タイムで35分は私たちには不可能だった。

渋池
渋池
〔14:25〕 渋池:観光客も混じって賑わう渋池に到着。ベンチが空いたのでゆっくり休んだ。池に幾つも浮かぶ浮島にはモウセンゴケが生育している。’97年には翌日にここ渋池から木戸池湿原を通り蓮池まで歩いている。

前山スキーリフト
スキーリフトの下が温泉街
 前山ペアリフト乗り場へ。ホテル銀嶺から戴いた割引券を使う。乗り込む前に係員から「ザックを背負ったままで大丈夫ですか」と訊かれたが、大丈夫とそのまま腰掛けた。リフトが乗り場を離れる寸前、夫が突然飛び降りたので仰天!シートが浅くザックを背負っていてはズリ落ちそうだったので、咄嗟に降りたのだった。係員がリフトを一時停止して、夫は怪我もなく次のリフトに乗った。脇に手摺がないため確かに落ちそう…。慌てて身体を斜めにして座り、背もたれをしっかり掴む。登山中でなくても怪我の可能性は転がっているものである。






熊の湯温泉 熊の湯ホテル

熊の湯ホテル
熊の湯ホテル
 1997年の折にも宿泊しているので二度目。この宿を選ぶのはスバリ自前の源泉を持つ宿だからである。リゾートホテルの雰囲気漂う館内のことは記憶に残っていたが、温泉は白濁の湯だとばかり思っていた。ところがびっくり。緑色の湯なのである。ちょうどある温泉での入浴剤混入が発覚したときなので、一瞬「ん?」と思ってしまう。しかし正真正銘の天然温泉100%であり、しかも緑色の硫化水素泉は極めて稀なのだとか。微かに硫黄臭があるオリーブグリーンの湯がなみなみ溢れる浴場は檜造り。飲用もでき胃腸に良いそうだ。

 ただし苦言を言うなら、女性専用の半露天風呂「桶風呂」にはガッカリ。桶風呂が男性内湯の脱衣室の裏手に置かれているだけで雰囲気が最悪。誰も入浴していないチャンスに入ってみたが、すぐに飽きてしまう。入浴中にやってきた三世代家族のおばあちゃんに、「露天風呂はどこですか」と訊かれたくらいである。せめて男性専用の岩風呂風露天に「女性タイム」を設けてほしい。

《追記》2007年11月4日の志賀高原笠ヶ岳登山の下りに、熊ノ湯ホテルで入浴のみでの利用をしたら、女性用露天風呂は改築されていました。桶風呂には変わりがないですが、一人しか入れない大きさの桶からもう少し大きな桶になり、場所は女性用内風呂に隣接されて直接行かれる場所になっていました。
参考→志賀高原笠ヶ岳登山のページ

熊の湯ホテル