HOME > 山行一覧 > 足和田山・三方分山(2001年12月26日〜12月27日)その2


三方分山

 2日目 12月27日 曇りマーク 薄曇りのち 晴れマーク 晴れ  


コースタイム 標準タイム 4時間45分
精進(諏訪神社)8:10出発〜女坂峠9:05〜(休憩)〜10:15三方分山10:25〜10:35精進山10:40〜11:20精進峠11:40〜分岐〜13:00パノラマ台(昼食)14:00〜分岐〜(休憩)〜パノラマ台下バス停15:20到着 〔自己タイム 5時間35分〕


朝焼けに染まる精進湖に富士山
朝焼けに染まる精進湖に富士山
 朝焼けの子抱き富士を部屋の窓から眺める。太陽が昇る位置にいい按配の雲が出て茜色に染まった。精進湖の湖水にも反射して湖もバラ色になった。誰もいない静かな食堂で富士山と向かい合っての朝食。宿泊客のなかで一番早い朝食時間なのはいつものことである。

 宿のご主人に登山口の「精進の大杉」まで車で送っていただいた。登山道に入り砂防ダムを越したあたりで上のヤブがガサゴソ…。見上げると「熊じゃありませ〜ん!」と言いながらヤブから現れたのはイノシシハンター氏だった。「私はこれで下ります。後はハンターは誰も居ませんので安心して登ってください」との丁寧なご挨拶。しかし間近に猟銃を見るのは、いまだに気持ちが良いものではない。

女坂峠の石仏
女坂峠の石仏
 女坂峠では無風の日なのに峠は風の通り道となって、冷たい風が吹き抜けていた。休憩できずにそのまま登ることにした。

快適な尾根道
快適な尾根道
 登山道は傾斜を増し、地面と顔との距離が近づくほどの急登になってきた。息が切れて一休み。やがて尾根に飛び出すと、快適な樹林帯の道が山頂まで続いていた。静かな山頂ではパノラマ台下から登ってこられた男性が一人いて、登山道の状況などの情報交換をしあう。

 山頂は富士山の方角の一角が開かれているのだが、登り始めた時間から薄雲が広がり、少し雲がかかり残念だった。登ってきた東側からの道、釈迦ヶ岳方面への北北西への道、そしてこれから向かう南南西の方向の三方に山稜が分かれているため「三方分山」と呼ばれるらしい。

三方分山山頂
三方分山山頂サブウィンドウを開きます
山頂からの富士山
山頂からの富士山サブウィンドウを開きます

 岩場のピークの精進山の直下は雪が凍りつき滑りやすい。しかし上りなので持ってきた軽アイゼンも必要がなかった。パノラマ台へはいくつかコブを越えながら尾根を行く。所々急なアップダウンがあるが、葉を落とした木の間越しに南アルプス、八ヶ岳がのぞく。木々が繁る季節なら見ることができない展望と、左手には富士山をお供に進む楽しいルートである。途中の精進峠で軽食休憩をとり、積雪も多少多くなってスノーハイク気分を味わいながらパノラマ台へ到着した。

三方分山 標高:1422m

山行日 2001/12/27
場所 山梨県御坂(精進湖・本栖湖)
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パノラマ台からの雄大な「子抱き富士」
パノラマ台からの雄大な「子抱き富士」
 雲が晴れて青空になってきた空に、富士山が息を呑むほど雄大であった。前日に登った足和田山が河口湖の前にくっきりと映え、その肩に三湖台も認められた。御坂山塊やその奥の山並みはなんだろうかと、見飽きることがない。登ってきた三方分山も意外にどっしりとして、歩いた道のりを実感した。

 広い山頂では5〜6人のグループが鍋を囲んで忘年会の宴会真っ最中だった。私たちも大きな山座同定盤の足元に場所を確保して昼食にした。


--- パノラマ台からの展望 ---

パノラマ台から三方分山
三方分山サブウィンドウを開きます
御坂山塊
御坂山塊サブウィンドウを開きます
足和田山を望む(中央の山)
足和田山を望む(中央の山)サブウィンドウを開きます


真新しい桟道
真新しい桟道
 計画では烏帽子岳まで足を延ばし本栖湖へ下山するつもりであったが、気が変わりパノラマ台下バス停へ下りることにした。分岐まで戻り三方分山で一番良く整備されている歩きやすいルートをのんびり下った。途中の崩壊箇所もビックリするほど立派で真新しい桟道がかかっていた。

 バス停でバスの時刻を確かめると、待ち時間がかなりあるのでタクシーを呼ぶことにした。平日の山歩きのリスクはバス便が極めてすくなく不便なことだが、静かな山歩きを堪能したので止むを得ないかもしれない。