参考:金剛山までの登り標準コースタイム 約2時間50分
白瀬登山口--30分--タン平水路--20分--トビガ沢--20分--三左衛門横路--50分--組上--30分--金剛山平--20分--金剛山
(佐渡観光協会編纂トレッキングブックより)
登山道両脇の灌木の下にオオイワカガミ。そして足元に咲くのはスミレやニシキゴロモ、キランソウなどだ。ネコノメソウの群生がすごい。登山道脇のせせらぎに生えているネコノメソウがてんこ盛り状態なので、あっけにとられてしまった。

ネコノメソウ、びっしり
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ネコノメソウ、アップ |

ネコノメソウ、てんこ盛り |

花の主役はカタクリへ |
オオイワカガミが途切れると、お次はカタクリとキクザキイチゲが見られるようになってきた。ほんの少し登っただけで、季節をさかのぼっていくような気分になる。ただ、この辺りのカタクリとキクザキイチゲは既に盛りを過ぎていたので、足の運びは早くなった。
標高が低いためか、キクザキイチゲは少し丈が高く花も大きい。
〔10:32〜10:37〕トビガ沢:道の右下に小さな沢を渡る丸木橋が見え、トビガ沢まで来たことがわかった。登山道は沢(地図で見るとこの辺りがトビガ沢の源流のようだ)を渡り続いていく。
この先にはカタクリやキクザキイチゲが咲き誇り、さらに登ればオオミスミソウが咲いていそうな雰囲気なのだが、ここで引き返すことにした。帰りのジェットフォイルの乗船時間は14時30分なので、タクシーの迎え時間は13時か12時30分で良かったのに、うっかりジェットフォイルの乗船時間を記憶違いしていて12時に迎えを頼んでいたからだ。この“うっかり”は悔やまれるが、前日に白瀬登山道に来ていれば、おそらく残雪が消えている「金剛山平」まで往復できたのではないかと思うと、もっと口惜しい。それでもたとえここまででも、これだけ花を楽しめて、おまけに“次回”へに繋げることができたのは大収穫だった。

登山口の橋 |
〔11:40〕
登山口:帰り道も花見しながらだったのだが、元々大して登っていないので、約束時間には余裕の下山。身支度やストックの手入れまでして待っていたら、タクシーも10分早めに迎えに来てくれて両津港へと向かった。
椎崎温泉 あおきや

あおきや |
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椎崎温泉 あおきや
客室全室が加茂湖を望み、しかも高台に建っているので窓から加茂湖が広々と眺め渡せるのは気分がよい。加茂湖に沈む夕陽の眺められるロケーションを売りにしているが、2泊したのに日没の瞬間は見逃してしまった(笑)
建物が古く改築の余裕がないように見受けられた。温泉浴場の設備などは修理しつつ維持している感じで、カラン(水栓)の種類が全て異なっていて苦笑してしまった。しかし修理を怠っているより良いし、浴場そのものは老朽化した感じはない。循環濾過、加温の温泉だが、ナトリウム塩化物泉で良く暖まる。露天風呂はない。
料理は典型的な旅館料理で、メニューや量が多いが印象に残るものがない。鮮魚や佐渡名物のベニズワイガニの鮮度も期待していたほどでもなかった感じ。料理にはもう少し工夫が欲しかった。
佐渡島には大手観光産業の開発がまだ入っていないため、宿泊施設は全島を通して中小規模である。ツアーに頼る、いわゆる佐渡観光を目的とした観光客相手のホテル・旅館か、海水浴客を対象にした民宿か。そのためリピーターを増やそうという努力が為されていないように思える。トキが住めるほどのせっかくの自然と温泉を、「自然保護」というスタンスを持った観光産業として生かし切れていない。
今回の旅で毎日利用したタクシーの運転手さんたちの話から、ぼちぼち観光客より登山客が目立ってきたこと、相川に自家栽培の野菜を使った地元料理が美味しい、地元の人のリピーターも増えている民宿も出現したこと…などを知った。私たちの次回「佐渡島花の山旅」の時には、もう一度泊りたいと思う宿が増えていればいいなと思う。