HOME > 山行一覧 > 礼文島・ニセコ連山TOP > 2003年7月30日〜8月1日 礼文島トレッキング(2)桃岩展望コース


礼文島

礼文島トレッキング(2)桃岩展望コース

 2日目 7月30日 雨 終日雨


標準コースタイム 約4時間
知床--40分--元地灯台--1時間--桃岩展望台--車道歩き20〜30分--礼文林道コース入口--50分--礼文滝分岐--50分--香深井林道との分岐--20分--礼文林道コース終点--20分--香深井バス停

コースマップ 桃岩展望台コース コースマップ サブウィンドウを開きます

 礼文島での足はバス。流しのタクシーはなく予約制のハイヤーが数台しかない。3日間で島内のコースを効率よく回るために、本数の少ないバスの組み合わせに腐心した末にプランを組み立てた。今日は8:30発(始発)の知床行きバスに乗り知床から桃岩歩道を歩き、一旦車道に下りて林道コース入口に。林道コースを香深井まで走破という計画。アップダウンは少ないはずなので、雨でも大丈夫なはずだった。宿で雨具を着てしまってF.Tのバス停へ。宿がF.Tが目の前なので余裕の出発。(ホテル礼文の朝食時間は7時から)バスは一旦F.T北部の繁華街、香深を周回してから再びF.Tに戻るので少し遅れても乗車可能。

※MAP上の赤い番号の写真、または本文の番号(例: )をクリックすると拡大画像が開きます。

桃岩展望台コース
桃岩展望台コースマップ
桃岩展望台コース入口 キタノコギリソウ 元地灯台展望台から 元地との分岐 緑の断崖 元地灯台 桃岩方面への稜線 お花畑に延びる木道 振り返ると… 〔9:00〕知床のバス停には待合の小屋があり、ここでスパッツなどの準備をしてから出発した。

桃岩展望台コース入口 〔9:12〕しばらく林道を行くと指導標が現れ、右手にこれから登る丘陵帯が望める。

キタノコギリソウ 林道といえども花の道でレッドクローバーとキタノコギリソウ、エゾノコギリソウ、タカネナデシコが咲き乱れている。標高を上げるに従いカラフトゲンゲ、イブキトラノオ、エゾニュウなどが…。

レッドクローバー
レッドクローバー



エゾニュウ
エゾニュウ
元地灯台展望台から 元地との分岐 元地灯台 〔9:40〕元地灯台到着。強風のため寒かった。ガスでせっかくの絶景もいまひとつ。斜面はイブキトラノオが今を盛りと咲き誇り、こんな群落見たことないというほどの大群落。でも強い風になびいて写真になりそうもない。

緑の断崖 断崖の上が台地状になっていて、突端まで道がついている。


桃岩方面への稜線 コースは分岐から写真の断崖の上に登る。階段で整備されているが急登。途中で足元にレブンウスユキソウが一輪咲いているのを発見したが、強風と横殴りに吹きつける雨(土砂降りではない)で、撮影どころではなかった。吹きさらしの断崖の上の歩道は例えようもないほどの強風。崖側の防護柵につかまり姿勢を低くしてのほふく前進で通過。それでも飛ばされそうで怖かった。右手の山腹はお花がいっぱいだというのに…。

お花畑に延びる木道 振り返ると… 〔10:30〕断崖の縁(へり)から下ると草原のなかの木道が現れた。左右にお花畑。天気さえ良かったら気持ちが良い散歩道…。

10.〔11:00〕桃岩展望台到着。吹き降りでホワイトアウト状態なので桃岩ってどこ?(2日後再度訪れてみて目前にそびえる断崖、それこそが桃岩だと知ってびっくり)本当に何も見えなかった。

 林道コースも歩くためにはどこかで昼食を食べる必要がある。展望台にはベンチがあるが、とうてい食事できる天気ではない。見下ろすと下の駐車場に小屋があるので下りていった。(このとき下りたのが東側(黄色)の歩道。2日後に再訪して西側歩道(オレンジ)が「花の道」だと気づく)小屋はレンジャーの管理小屋だった。あずまやがあったらなぁ…。とにかくひと時でも雨宿りをしたくて、隣のきれいなトイレの洗面所で一息つく。もちろん夫と別々になって…。お腹も空いてきたので、よっぽどココでパンをかじってお昼にしようかと思ったほどだった。夫と相談し雨が本格的だし、下のバス停からタイミング良くF.T行きのバスがあるので戻ることに決めた。

日程 行動
1日目
7/29
東京→稚内→礼文島
2日目
7/30
桃岩展望台コース
3日目
7/31
西海岸コース一部と礼文林道コース
4日目
8/01
礼文島最終日
ニセコへ移動
5日目
8/02
ニセコアンヌプリ
ニセコ五色温泉
6日目
8/03
沼巡りコース
7日目
8/04
イワオヌプリ
8日目
8/05
寝台特急北斗星で帰京

MAP 礼文島ハイキングコースコースマップ サブウィンドウを開きます
桃岩展望台コース
コースマップ サブウィンドウを開きます
クリック 礼文島花のアルバム
参考 礼文町公式HP
《画像について》
青枠があるか説明にサブウィンドウを開きます付きの画像は、画像自体をクリックするとサブウィンドウで拡大表示します。サブウィンドウをクリックすると閉じ、サブウィンドウはマウスのドラッグで移動可能です。

 11:38発F.T行きバス乗車。あれれ、バスはいったん元地に向かって行く。元地の集落(漁村)を回って再び桃岩展望台入口バス停…偶然にドライブが楽しめた。F.Tのレストランで昼食。こんな天気でも予定通りやってきたツアー客や家族連れでレストランは賑わっていた。う〜ん、こんな喧騒の中でランチタイムを過ごすはずじゃなかったのに…。

 礼文島は「自然を楽しむ島」である。悪天だから歩けないといっても、観光すべき施設などない。(最近はウニ漁体験、ウニのカラはずし体験施設ができたそうだ)歩き足りないということもあって、礼文林道コースを反対から時間が許す限り歩いてみようということにした。スコトン岬行きバスで香深井へ。13:10頃歩き出し始めのうちは車道、やがて未舗装の林道歩き。途中で登山客を乗せたハイヤーに追い越される。ぎりぎりの時間で礼文林道との分岐まで到達した。しかし見るべきものの全くない行程でがっかり。全く無駄な林道往復だった。香深井でバスを待っていると、先ほどのハイヤーが戻って通りかかったので手を上げた。女性ドライバーの話では混んでいるのは6月から7月半ばで、この時期は平日なら呼べば来て貰えるとのこと。

 ホテルのロビーでかもめ荘の女将さんを待ち、車で代替の民宿へ。2日間お世話になることになった「民宿花はな館」は、自宅に続いて増築された、たった3部屋の静かできれいな民宿だった。真新しい設備で申し分ない。勤めを持つご主人によると、礼文島のホテル、旅館はシーズン中は団体客が占領、民宿やユースホステルは若者が占めている状況なので、家族向けの静かな宿を提供しようと考え民宿を始めたのだとか。切り盛りは奥さんと娘さんがしている。宣伝もせず口コミだけでひっそりと営んでいるそうで、この日は私たちで貸切だった。夕食はホテルと比べ凝っていない代わりに、小ぶりだけど茹でた毛ガニが一人にど〜んと一パイ。ホッケのチャンチャン焼きなど。最盛期の獲りたて新鮮な生ウニもホテルのものより美味しかった。オレンジ色に輝くバフンウニは甘い!(食卓の写真を撮り忘れました)