HOME > 山行一覧 > パノラマ銀座縦走 燕岳〜常念岳〜蝶ヶ岳(2002年7月30日〜8月2日)TOP > その6


パノラマ銀座縦走 蝶ヶ岳

 5日目 8月2日 曇曇り時々晴れ 晴れ後雨小雨 蝶ヶ岳ヒュッテから上高地へ下山



標準コースタイム 約 5時間
蝶ヶ岳ヒュッテ6:45出発〜7:20妖精の池7:25〜8:05長塀山8:15〜(休憩3回)
〜13:20徳沢(昼食)13:45〜14:40明神14:50〜上高地バスターミナル15:55到着
<自己タイム 6時間50分>


夜明け
夜明け
 6年前(→1996年の蝶ヶ岳山行記録)にはすっきりした槍・穂高連峰のパノラマと、日の入・日の出のドラマチックな光景を見ることができたが、今回の蝶ヶ岳ではあいにく槍穂の完全なパノラマは見ることができなかった。山行前の天気予報では2日まで晴天が続くはずだったのだが、どうやら今日は下り坂らしい。それでも寒さに震えながら日の出を鑑賞。穂高のモルゲンロードはついに見られずじまい。この稜線でも携帯電話でのiモードアクセスが良好だった。

蝶ヶ岳ヒュッテ
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 ステロイドの点滴も功を奏さず、翌朝はいっそう腫れがひどくなっていた。片目での下山はつらいが、6年前にも歩いたコースなので難路はないと知っているだけに気が楽であった。最後の日だし時間の余裕もありそうなので、小屋の朝食を食べてから出発とした。

妖精の池
妖精の池サブウィンドウを開きます
 ダブルストックの威力を頼りにそろりそろりと下山開始。稜線を下りるとすぐにハクサンイチゲのお花畑だった。以前は咲いていたミヤマクロユリは見当たらなかったが、妖精の池までのこの辺りは花・花・花。片目では(ブヨ刺されの腫れで)デジカメの液晶画面に目の焦点が合わず不便だった。

ヨツバシオガマ
ヨツバシオガマ
ハクサンイチゲ群生
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ハクサンイチゲ
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モミジカラマツ
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ミヤマキンポウゲ
ミヤマキンポウゲ
ツマトリソウ
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 常念小屋で同室だったご夫婦は長塀山の先で"遭難現場"に遭遇したそうである。中高年女性が転倒して骨折?したらしく、ヘリが砂塵を巻き上げながら、女性の転げ落ちたザックを救出中だったとか…。その現場はどこかと思い下っていたが、それらしい所はわからなかった。このコースは危険な箇所は見当たらないのだが、きっとなんでもない所でつまずいてしまったのだろう。1箇所左手に展望が開ける場所で、前回登ってきたときに初めて展望が開けて感激したこと、涼しい風が心地よかったことを懐かしく思い出した。ところが夫はこの場所はまったく覚えていないとい言う。何を見ながら登っているんだか。

燕岳 標高:2763m
常念岳 標高:2446m
蝶ヶ岳 標高:2664m

山行日 2002/
07/30-08/02
場所 北アルプス
交通 JR大糸線穂高駅
バスストップ代行マイクロバス40分
中房温泉下車
温泉ページへ 中房温泉
中の湯温泉
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日程 行動
1日目
7/29
中房温泉へ
2日目
7/30
中房温泉から燕岳
3日目
7/31
燕山荘から常念小屋
4日目
8/01
常念小屋から常念岳、蝶ヶ岳ヒュッテへ
5日目
8/02
蝶ヶ岳ヒュッテから上高地へ下山
《画像について》
青枠があるか説明にサブウィンドウを開きます付きの画像は、画像自体をクリックするとサブウィンドウで拡大表示します。サブウィンドウをクリックすると閉じ、サブウィンドウはマウスのドラッグで移動可能です。



徳沢
徳沢
 長塀山からはだんだん傾斜を増し、片目での緊張の下山がつらくなる。見える方の左目も疲れてしまい、休みがちとなっていった。前回に休んだ場所の記憶と現実の一致があやふやで、山行に関しての記憶力を自負する私も心もとない。大きな段差にちょっとした鉄梯子が2箇所かかっていて、「えっ、こんなのあったっけ?」。思ったより急な坂道に「前は良く登ってきたねぇ」と感心したり。

雨の河童橋
雨の河童橋
 徳沢に近づくころ、この山行中で初めての雨がパラつくが、雨具を着るほどではなく徳沢到着。ふ〜長かった!片目歩行でなければお昼前には到着できたのに、ヨチヨチ歩きで長くなりもうお腹ペコペコ。徳沢園の食堂でのざる蕎麦とソフトクリームが本当においしかった。時折パラパラと降る雨も気にならず、明神でのリンゴを楽しみにダブルストックをどんどん漕ぐ。路端のキツリフネが可愛い。明神からは観光客も多くなって、同年代の女性に「どこの山に登ったのですか?」と声をかけていただくこともある。「燕岳から蝶ヶ岳」と答えてびっくりされたり感心されたりすると少々誇らしい気持ち(^^)

 上高地河童橋に到着したとたん本降りになり始めた。バスターミナルのタクシー乗り場に駆け込めば、さほど濡れずに無事山行の終了。



中の湯温泉

中の湯温泉ホームページ
参考:山のいで湯1→「中の湯温泉」



中の湯温泉旅館
中の湯温泉旅館
窓からは穂高が
窓からは穂高が
 旧安房峠へ向かって上がった場所に建て替えられた宿は、山の秘湯という雰囲気はないモダンな旅館だ。しかし窓から穂高も見え、従業員もアットホームで感じが良かった。宿の前から焼岳登山道があり、詳細なコース説明入りの絵地図を頂いた。この宿に連泊して焼岳登山も良いだろう。

 4日ぶりのお風呂のなんと気持ちよかったこと!ご馳走が並んだ部屋食での夕食も食べきらぬうちドッと疲れが出て、ついうたた寝するこの贅沢!


秘湯の宿スタンプラリー

 2000年8月からスタンプラリーをスタートした「秘湯の宿」だが、早くも期限を1年残して「中の湯温泉旅館」にて10個目のスタンプが押されてめでたく終了した。さて、1泊ご招待の特典にどの宿を選ぼうか…。

参考:焼岳 中の湯新道のレポート



 6日目 8月3日 曇 曇り 時々晴れ 晴れ 上高地散策・帰京

 夕方の特急までの時間を利用して上高地へ戻って散策した。土曜日のため観光客や登山者でたいへんな賑わいである。まぶたの腫れが引かないため、「転ばぬ先の杖」よろしくお気楽遊歩道もダブルストックで歩き、少々目立っていたかも知れない。大正池を往復してから昼食。そして梓川沿いのベンチで山行中は活躍の場がなかったストーブを使い、コーヒーを煎れてノンビリした。

梓川越しの穂高
梓川越しの穂高サブウィンドウを開きます
焼岳
焼岳
 朝は晴天で梓川越しの穂高の山並みと、大正池からの焼岳もクッキリだったが、時間が経つにつれ穂高にはだんだん雲がかかった。山行中を通してずっとお昼頃から雲が湧きやすい天気だったが、午前中は展望に優れたコースを丸ごと堪能し、雨にも遭わず、雷発生が多い山域にもかかわらず一度も雷は鳴らず幸運に恵まれた山行だった。

 帰りの「あずさ」でグッスリ寝た後新宿駅に下り立つと、あれ〜?なんかよく見えているみたい…少しだがまぶたの腫れが引いて、薄目ながら両目で見えていたのだった。