HOME > 山行一覧 > 尾瀬ヶ原(2002年8月18日〜19日)その2




コースタイム 約2時間50分
温泉小屋7:30出発--段吉新道(休憩)--三条の滝分岐8:45(休憩2回)--渋沢分岐10:05--横田代10:50--11:00上田代11:05--尾瀬御池11:40到着 < 自己タイム 3時間40分>

 白砂峠への登りは岩ゴロである。ここも前に歩いたときには雪に埋もれていたので、初めてのコースを歩いているような気持ちだった。いかにもブヨが多そうな場所、やはりブヨがいてひやひやした。白砂峠からは緩やかな下りになるが、濡れている木道が滑りやすい。

白砂峠への登り
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白砂峠
白砂峠
小さな沢を渡ることも
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 やがて周囲が6月の新緑の美しさに感激したブナ林に変わり、下田代十字路(見晴)にある山小屋の屋根が見えた。下田代からは正面に見えるはずの至仏山も厚い雲の中、裾野の下部だけしか見えなかった。弥四郎小屋でコーヒーブレイクするか、ベンチで自前のコーヒーを淹れるか迷ったが、雨が心配なのでミカンを食べただけでベンチから腰を上げた。

温泉小屋へ
温泉小屋へ
 赤田代にある温泉小屋へ下田代の広々とした眺めを満喫しながら歩く。晴れていれば右手に燧ケ岳、左手に至仏山が見えるはず。途中で木道にかがんでスケッチをしている女性がいた。絵筆を湿原に突っ込んで洗っているのを目撃してギクッとなるが、気後れして注意できなかった。

 結局雨具を取りだすこともなく温泉小屋に到着した。案内されたのは別館の、8畳の広さににテーブルが置かれ、広い出窓がある気持ちが良い個室である。入浴時間までくつろいでいると、雨が降り出した。


尾瀬温泉小屋

浴室
浴室
 ミズバショウなどの花の絵柄のタイルをあしらった白いタイル張りの浴室(男女別)は清潔で気持ちが良い。3時半からの入浴時間に少し間をおいて行ったため、居たのは若い女の子2人だけ。これもシーズンを少しずれた利用の成果だろう。彼女たちは至仏山を登ったそうだが、結局雨のため撤退したのだそうだ。夕食後にもう一度入浴に行くと、今度はひとり占めだった(^^)
(入浴時間は15時30分〜19時30分)

食堂のテラスからは尾瀬ヶ原が見える
食堂のテラスからは尾瀬ヶ原が見える
夕食
夕食はおかずも充分
おかずも充分

尾瀬温泉小屋公式サイト

尾瀬ヶ原

山行日 2002/08/18-19
場所 尾瀬
交通 会津鬼怒川線会津高原駅からバス2時間20分
busstop沼山峠
温泉ページへ 桧枝岐温泉
「日本秘湯を守る会」の宿〔温泉詳細データ〕
温泉ページへ
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8月19日(月) 天候 雨雨 午後/山麓は曇り

 雨は夜通し降ったり止んだりしていたようだ。明け方に屋根をたたく強い雨音で目が覚めた。これじゃおとなしく真直ぐ御池に出るしかないだろう。部屋からレインスーツを着込み完全防備の態勢で外に出ると、雨が止んでいた。しかし台風は自転車並みの速度でウロウロしているので、再び降り出すのは間違いない。

 玄関前で同宿だったファミリーが出発の準備をしていた。8歳、5歳、2歳位の三兄弟は小屋でも元気だった。末っ子が雨具を着るのを嫌がって逃げ回り、お母さんはもうお手上げ状態だ。ズボンもろともトレーニングパンツを下げてかわいいお尻を掻きはじめた。お父さんが叱る「コラッ、お尻を出すな〜」。思わず苦笑してしまった。

段吉新道
段吉新道
 段吉新道は殆ど平坦で軽いアップダウンが続く木道という記憶に反して、急な箇所も出没して「あれれ?」(1996年10月山行記録)。雨は降ってこない。蒸し暑さに閉口してレインウェアの上着を脱ぐことにした。後から出発した三人兄弟ファミリーが追いついてきて、大きなザックのお父さんから「暑いですねー」と挨拶された。チビちゃんまでしっかり歩いていて感心。信じられないことに、その後このファミリーに追いつけなかった(^^; また雨が降り出して、脱いだ上着を再び着たりとモタモタしたこともあるにしても、あの家族は早かった。

 小雨なら役立つので持って来た傘だが、濡れた木道が滑るのに気をとられるため使う気になれない。蒸し暑さの苦行に耐えて歩いていると、後ろから長身の男性がレインウェアのパンツだけで傘をさし、涼しい顔でまるで街を歩くがごとき歩幅で抜いていった。余裕たっぷりの歩き方に敬服。例によって尾瀬ではよく見かける軽装のハイカーにも何組かすれ違った。ジーンズにお揃いの綿のトレーナーの服装、スニーカーで傘を差して登ってきたカップルの小さなリュックには着替えが入っていそうにない。濡れねずみになったらどうするのだろうと余計な心配をしてしまう。

裏燧橋
裏燧橋
 そのうち雨は本降りとなった。三条の滝はパスすることにした。尾瀬を歩くのは4回目なのに、まだ三条の滝に行っていない。どうも三条の滝とはご縁が薄いようだ。涸れた渋沢に以前にはなかった立派な橋が架けられていた。裏燧林道も以前ブナの黄葉に感激しながらルンルン気分で歩いた道、それが今日は御池に着くのはまだかまだかと、そればかり思って歩いている。

 ようやく樹林帯を抜けて目の前に湿原が広がった。横田代を過ぎると、見事な傾斜湿原である上田代(うわたしろ)だ。ここからは平ヶ岳を眺望するのだが、もちろんガスの中。しかしたとえ雨でも気持ちが良い場所なのでベンチで休憩した。あとはもう残りいくつかの湿原を縫うように木道を行けば御池に到着するはずである。

上田代
上田代
→秋の紅葉シーズンは→ 草紅葉の上田代
草紅葉の上田代

トモエシオガマ
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早くも紅葉したナナカマド
早くも紅葉したナナカマドサブウィンドウを開きます
 12時10分発のバスに乗り込む前に雨具を脱いだりしたいので足早になった。駐車場を抜けて御池休憩所で身支度をしている間にバスが到着した。