HOME > 山行一覧 > 奥白根山(2003年10月4日)その2





コースタイム 標準タイム 5時間20分
ゴンドラ山頂駅--1時間--七色平分岐--1時間45分--奥白根山--40分--弥陀ヶ池分岐--5分--弥陀ヶ池--15分--五色沼分岐--20分--弥陀ヶ池分岐--25分--七色平--10分--避難小屋--40分--ゴンドラ山頂駅


山頂にて
(15) 山頂にて
〔10:35〕岩場をよじ登って山頂ピークの手前まで来るが、数人立てばいっぱいのピークへ登るために順番待ちをする。やっと山頂到着。今度は記念撮影の順番待ち。360度のパノラマを楽しむゆとりはないが、眼下の五色沼が美しかった。

 三角点のあるピークからいったん下りて、隣のピークに登るとちょうど真下に五色沼があった。崖の霧氷と沼を囲む斜面の紅葉、複雑な色合いの沼の取り合わせの妙を楽しむ。快晴とはいかない空だったが、雲が高いためかなり遠くの山々まで見渡せた。日光連山、燧ケ岳、至仏山、会津駒ケ岳、武尊山、皇海山…傍で登山ツアーの引率者がグループに山座同定しているのをちゃっかりと拝聴した。前白根山の先にある中禅寺湖と男体山の眺めも雄大だ。

山頂からの展望

霧氷と五色沼
(16a) 霧氷と五色沼サブウィンドウを開きます
五色沼
(16b) 五色沼サブウィンドウを開きます
左:五色山、右:前白根
男体山と中禅寺湖
(17) 男体山と中禅寺湖サブウィンドウを開きます

〔11:00〕展望を十分楽しんで下山することにした。計画では五色沼へ下りるつもりだったのだが…。五色沼へダイレクトに下るには日光湯元へのコースを下るのだが、その道がわからなかった。実は五色沼へは祠のあるピーク手前から下る。その地点に道標もあったのに登りの途中で良く見ていなかった。山頂でも寒くて人が多いことから地図を出して確認するのを怠った。夫が人に訊いて山頂ピークの裏側の下山路を下りることになった。

山頂北側の火口原
(18) 山頂北側の火口原サブウィンドウを開きます
 先ず急な岩場を少し下り、火口原のような開けた場所下りる。岩のペンキ印に従って進んでいくと、弥陀ヶ池へと下りるコースへと出てしまった事に気がついた。仕方ない、五色沼へは下りてから往復しよう…。後から聞けば夫は五色沼避難小屋へのコースも教えてもらいながら、夫はコースを完全に把握していなかったので「避難小屋=違う」と思い込んだらしい。そのまま私に伝えてくれていたら、その点は頭に入っていた私ならわかったのだが…。

〔11:20〜11:50〕弥陀ヶ池へは岩場の急下降なのでここで昼食にすることにした。多くの人があちこちに散らばって食事しているが、風を避けられる場所がなく寒い。手がかじかんでしまったので軍手の下にアンダーグローブをはめ、フリースの中間着にジャケットを着込んだ。宿で作ってもらったおにぎりのお弁当を、そそくさと食べて出発。

北側の眺め
(19) 北側の眺めサブウィンドウを開きます
北側は霜と霧氷で真っ白
(20) 北側は霜と霧氷で真っ白サブウィンドウを開きます
岩峰と燧ケ岳
(21) 岩峰と燧ケ岳サブウィンドウを開きます

 登山道の傾斜は半端じゃない。眼下に青い菅沼を見下ろし、正面には至仏山や燧ケ岳という爽快な眺めだが、緊張しながら下りた。北斜面なので午後になっても木々の霧氷や草の霜が全く融けずに山肌は真っ白である。素晴らしい霧氷にカメラを向けたかったが、狭くて急な登山道に登ってくる人、後ろに迫る人もあり撮影は出来なかった。

山頂を振り返る
(22) 山頂を振り返るサブウィンドウを開きます
〔12:40〕急な下りは岩場を抜けても続き気が抜けない。ようやく傾斜が緩んだところで背後を振り返った。山頂部は白い屏風のようであった。

〔12:55〕弥陀ヶ池分岐着。山頂からここまでの標準タイムは40分だが、1時間15分かかっていた。そのまま弥陀ヶ池に向かう。

奥白根山 標高:2578m

山行日 2003/10/04
場所 群馬・栃木県境
交通 JR新幹線上毛高原駅バス(鎌田乗換え)1時間30分+25分
バスストップ丸沼高原スキー場下車
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MAP MAPと断面図
コースマップ
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《画像について》
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弥陀ヶ池
(23) 弥陀ヶ池
〔13:00〜13:10〕静かな雰囲気の弥陀ヶ池で休憩。ただ座る場所がなくて立ったまま。五色沼へは直に下りそこなったので効率が悪いが往復することにした。



五色沼
(24) 五色沼サブウィンドウを開きます
〔13:45〕弥陀ヶ池から少々登り、五色沼に下る分岐に入る。五色沼は急な下りの谷底の下にはるかに遠い。途中で会ったご夫婦に「あとまだ10分くらい」と聞き、登り返す苦労と時間を考えてリタイアすることにした。分岐から眺めた五色沼は青く、「やっぱり上からの眺めが一番」と負け惜しみ(笑)

〔14:10〜14:20〕弥陀ヶ池分岐に戻る。休憩。


 弥陀ヶ池分岐を出た頃から小雪が降ってきた。細かい粒なので濡れはしないが、急ぎ足になった。七色平への下りは思ったより急だった。やがて木道が敷いてある七色平。深田久弥の『日本百名山』には《七味平(七色平)という気持ちのいい小草原まで下ると、そこはもう樹林帯で、梢をすかして仰ぐ奥白根は岩襖を立てつらねたような凄い壁になっていた》と記述されているのだが、天気のためか奥白根を仰ぎ見ることはできなかった。その代わりに木々の淡い色づきが美しかった。鹿除けの電気フェンスが興ざめだが仕方ない。

七色平への下り
(25) 七色平への下り
七色平
(26) 七色平
七色平避難小屋
(27) 七色平避難小屋

〔15:00〕避難小屋の角を曲がって朝登っていったコースに出会った。七色平分岐だ。大日如来を過ぎどんどん下る頃、いつの間にか誰にも出会わなくなった。朝の賑わいが嘘のような静けさだった。15時40分、ロープウェイに乗る。




丸沼高原 座禅温泉 シャレー丸沼

 山岳雑誌の記事兼広告でシャレー丸沼の「登山パック」のことを知った。1泊2食にゴンドラの往復券(1800円)、お弁当、下山後の入浴券がセットされて格安な宿泊料金(平日9300円、祝休前日9800円)である。しかも天然温泉!夫の仕事の関係で1週間前にならないとスケジュールが組めなかったが、運良く1週間前でも予約が取れた。本来スキーロッジなので温泉旅館ほどの設備、サービスは期待できないが(布団の上げ下ろしなど各自。設備も多少古い)、お料理もそこそこ満足できる。内風呂はあまり広くはないが、露天風呂はなかなかいい。湯量はわからないが「掛け流し」のようである。日帰り入浴可だが、混んでいる場合やオートキャンプ場利用者はスキー場施設のセンターハウスにある大浴場利用に限られる。「登山パック」は登山者には便利な企画品であり、ネットで奥白根山の山行レポートを検索してみると、利用者が多いのに驚いた。少し下の「丸沼高原ペンション村」のペンションでも同様のパック設定があるようだ。

丸沼高原スキー場

シャレー丸沼
シャレー丸沼
夕食
夕食
露天風呂
露天風呂