南平山
--- ブナの原生林、新緑まぶしい温泉街の里山 ---
| 【余計な前書き】 ゴールデンウィークの山行の計画・予約手配が出遅れて、希望の場所、蓼科の宿が予約できなかった。1週間前を切っても予約が取れた川治温泉を前提に選んだ山が南平山である。言わば間に合わせの山だったのだが思ったより良い山だった。全山自然林で新緑が美しく、紅葉もかくやと思われる。翌日は宿から龍王峡のハイキングコースを歩き龍王峡駅に出た。 |
おすすめの適期
| 季節 |
1月-2月 |
3月-4月 |
5月-6月 |
7月-8月初旬 |
8月中旬-9月 |
10月-11月
中旬 |
11月下旬
-12月 |
| 適期 |
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◎ |
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◎ |
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| 備考 |
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新緑 |
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展望 |
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コースタイム 標準タイム 4時間35分
川治温泉駅10:15出発〜登山口10:45〜(休憩)〜送電線鉄塔(鞍部)11:20〜11:45下の分岐11:55〜12:15あずま屋(昼食)13:00〜13:20南平山山頂13:40〜分岐14:10〜14:30下の分岐14:35〜鉄塔14:55〜登山口15:15〜宿15:50到着
<自己タイム 4時間05分>
東武浅草発7時の急行ゆのさと1号で川治温泉駅に9時50分に着いた。登山道を歩き出してまもなく空腹を覚えた。休憩してバナナを食べて再び歩き出す。不思議な事にバナナは直ちにパワーになるので、いつも山行に欠かせない。5分も歩いた時、前方の登山道の曲がり角の岩の上にサルが悠然と座っていた。2m程先にも別のサルがいた。先方はこちらに気づかないはずもないのに、何故か見ないふりをして、あらぬ方角を見てじっとしている。う〜ん、どうしよう・・と思うが引き返すわけにもいかず、とにかく相手を刺激しないようにして、こちらも相手を見なかったふり、足早に通り抜けた。バナナを食べている現場で遇ってしまったらどうなっただろうと、夫と共に胸をなでおろした。
南平山には、平家落人たちが平家再興のための財宝を隠したという伝説がある。その伝説に由来して砂金袋のイラスト入りで「頂上まであと○キロ」と書かれた標識が設置されている。これが200mごとにあるので、ひたすらジグザグの登りも標識の少なくなっていく数字が励みとなった。そして何よりも心が洗われるような新緑のみどりのシャワーが登りのつらさを忘れさせてくれた。
鉄塔の立つ鞍部では小網ダムと川治温泉駅を見下ろせた。少し開けたところが分岐点で、あずま屋がある左コースで登ることにする。右コースとの合流地点に立つあずま屋が見え出したところで、右コースで登ってきたらしいグループが山頂へと登って行くのが見えた。空腹ということもあり、山頂を彼らに譲る事にしてあずま屋で昼食にした。あずま屋には先客が1人いらしたが、こちらと入れ違いだった。山頂直下は多少急登だが頂上はすぐだ。
 砂金袋イラスト入り標識がある山頂 |
山頂は林の中のひっそりとした佇まいで、展望は殆どないが静かで落ち着けた。コーヒーを煎れ、黄金埋蔵伝説の由来を説明した看板を読んだりゆっくりした。あずま屋がある分岐に戻り、復路は右コースを下りる。このあたりはブナ(イヌブナ)の原生林で、透き通ったまばゆいばかりの新緑だった。目には青葉、耳には鳥のさえずりを充分楽しむことが出来た。コースを通して木々が美しく、中腹まではミツバツツジも見頃で申し分のないハイキングコースだった。
 新緑と山ツツジ |
登山口に下り鬼怒川沿いの遊歩道を歩き里に戻ると、遊歩道入り口の手前に立つアパートのフェンスの上にまたもやサルがいた。アパートの庭にも侵入し、我が物顔で遊んでいる。このあたりに暮らす住民や農家にとって迷惑このうえない事であろうと思う。
あじさい公園のベンチでもノンビリとした時間を持ち、黄金橋を渡って川治温泉の今夜の宿に向かった。
あじさい公園に1人用テントがひと張り張ってあり不審に思ったのだが、翌日龍王峡への道でこのテントの主と一緒になった。公園の管理者から許可を貰って天泊し、南平山を登ったとの事。お風呂はもちろん河畔にある共同浴場の露天風呂を利用したとの事。紅葉の頃に再び日帰りで訪れる機会には、共同浴場にも入ってみたい。
※2003年11月2日の山行記録もあります。