HOME > 山行一覧 > 南平山(2003年11月2日)その2





コースタイム 標準タイム 4時間35分
川治温泉駅--25分--登山口--30分--送電線鉄塔--35分--下の分岐--30分
--あずまや--35分--南平山--20分--分岐--25分--下の分岐--25分--送電線鉄塔
--25分--登山口--35分--川治湯元駅


〔13:15〜13:40〕「頂上まで0.8km」の標識から再び登りだし、徐々に急にきつくなる坂を登りきると山頂に到着した。同じ電車で来て登っているはずの人たちはもう下山中なのだろう、山頂には誰もいなかった。展望は山頂の東側の樹間に高原山(釈迦ヶ岳・鶏頂山)が見える程度だが、静かな佇まいは前回と変わらず好ましかった。ところが少し遠くで話し声がする。声の方向を見ると、ヤブの向こうの山頂の一端で休憩している人がいた。そこまで行けば別の展望が見えるのかと行ってみたら、登山口までご一緒したご夫婦だった。しばらく話をしてから山頂標識のある場所に戻ってゆっくり休憩。

山頂標識三態



黄金埋蔵伝説の説明看板
黄金埋蔵伝説の説明看板サブウィンドウを開きます
「黄金埋蔵伝説」を記した看板が大きくて興ざめだが、いかにも里山という雰囲気でもある。先のご夫婦とそれぞれの夫婦記念ショットを撮りあったあと、一足先に下りることにした。

南平山 標高:1007m

山行日 2003/11/02
場所 栃木県
交通 野岩鉄道川治温泉駅
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MAP コースマップ
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場所:地図リンク
《画像について》
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 「頂上まで0.8km」の標識まで戻ったのだが北面のコースとの分岐がわからなくなった。落ち葉が踏み跡を隠しているためだった。指導標は少し引き返すと目に入る位置に立っていた。北面のコース(登りの場合で右回りコース)にはイヌブナの樹が多く、前回5月の山行のときには、冴え冴えとした新緑の色が目映いばかりだった。登ってきたコースより樹林帯は更に美しく、倒木も多くて自然そのままである。高山の樹林帯や東北のブナ林とは趣きが異なるが、里山の自然林も気持ちが良く歩いていると癒される。

気持ちが良い自然林サブウィンドウを開きます
自然林
自然林
自然林

 この山の登山道は実に足に優しい。比較的急なところもあるけれど、踏み固められていないしえぐれたりもしていない。とにかく歩きやすいのでグングン下れる。そして秋はフカフカの落ち葉のじゅうたんがクッションの役割を果たしてくれる。ところがこちらは北面のため落ち葉の量が多く、踏み跡が消えてあれれ?という場面もあった。赤い目印テープもあまり目立たないので要注意である。下の分岐も近くなった窪地で、完全に道を失ってしまった。少し戻ってテープを見つけ、周りを注意深く眺めてみた。そうだ、ここは前回もちょっと迷ったポイントだった。思い出して右に進むと笹原に踏み跡があった。いったん右手の岩場を回りこむ格好になり、ちょっと登り返すと再び明瞭な登山道。そこからすぐに下の分岐に到着した。

〔14:25〜14:35〕最後の休憩のつもりでミカンを食べていると、ずいぶん上のほうで声がする。あのご夫婦は登ってきたのと同じ左回りを下山していた。下りてくるのを待って再び声をかけ、そこからは前後しながら下っていった。

黄金の山
黄金の山
 鉄塔の手前で犬を連れ散歩中といった感じで登ってきた家族に出会った。挨拶を交わすと「上まで登ったんですか。小熊はいませんでしたか」とおっしゃる。よく出るそうである。前回は間近にサルがいて怖かったが、熊よりまだ良いというものだ。北面コースを歩くときだけ熊鈴をつける気になったのは虫の知らせだったのかもしれない。

 鞍部になっている鉄塔まで下ると、正面の小ピークにちょうど西日が当たって紅葉した木々が金色に輝いていた。南平山に朝日が当たって金色だったように、今度は対面の山々が傾いた太陽に照らされ黄金色だ。まさに「黄金の山」を連想させる光景だった。



鬼怒川沿い遊歩道
鬼怒川沿いの遊歩道からサブウィンドウを開きます
〔15:15〕登山口に戻った。川治温泉駅へ戻れば16時08分発の上りの快速電車に余裕だった。しかし共同浴場「薬師の湯」に行ってみることにして、温泉街に向かって鬼怒川沿いの遊歩道を左に歩き出した。あじさい公園の入口にはベンチとテーブルやあずま屋があって、前回にはコーヒータイムをとったことを懐かしんだ。

 あじさい公園を通り抜け黄金橋を渡って「薬師の湯」へ。近辺の人込みを見ただけで中の混みようも想像された。以前は無料、もしくは100円だった入浴料も300円になっていた。入浴をやめることにした。下山途中で先に行かれた例のご夫婦が券売機の前にいらっしゃるのを見つけてお別れの挨拶をし、川治湯元駅へ向かった。駅はすぐ上にあるというのに、テニスコートと発電所を大きく回りこんで車道を登らなければならない。今日の山行ではこれが一番辛かったのだった。