鳴虫山
--- 日光市街の里山・日光連山を展望 ---
| 【余計な前書き】 鳴虫山は1992年の新緑の頃に登っていて、12年ぶりである。期待していたヤシオツツジは終わってしまっていたが、ガスに煙る新緑が美しかった。下山コースの下りがとても急で怖かったこと、山頂で一緒だったボーイスカウトの団体が騒がしくて閉口したことなどを思い出す。家を出て駅までの道すがらに、ふといやな予感。東武浅草駅でザックを開けてデジカメを取り出した。うわ、やっぱり…。カメラにメディアが入っていない!メディアを自宅に置いてきてしまったのだ。すぐに思ったのは「HPのレポートができない?」。いつも面白がって?私ばかりを写す夫に、「景色も撮ってよ」と注文する。 |
コースタイム 標準タイム 5時間
東武日光駅--15分--登山口--10分--天王山神社--40分--神ノ主山--1時間--鳴虫山--20分--合方--40分--925m独標--40分--発電所--10分--並び地蔵--30分--総合会館前--35分--東武日光駅
〔9:20〕出発:鳴虫山は日光市街地そばにあり、「駅前から登山」できて便利だ。ガイドブックの記述にしたがって歩くと、見覚えがある志渡淵川沿いの道に出た。日光保育所先の橋にも大きな指導標があり、迷うことはない。登山口は住宅街の中にある。
 志渡淵川の指導標 |
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 登山口 |
 天王山神社 |
〔9:50〕
天王山神社:支尾根に上がると右手に鳥居、登山路は左に向かっている。前回は素通りした神社(小さな祠)にお参りした。コースに戻り登り始めようというときに、夫がカメラが電池切れだと言い出した。予備の電池、持ってるよね…あぁ良かった(^^;。登り始めはスギかヒノキの植林帯で、薄暗くて寒々するが、そのうち広葉樹の雑木の樹林になる。登りは急だが案外すぐに神ノ主(こうのす)山に到着。
 神ノ主山山頂 |
〔10:35〜10:45〕
神ノ主山山頂:神ノ主山の頂は山頂といっても尾根の途中という感じである。しかし開けた北側には日光市街と霧降高原から立ち上がる日光連山の眺めが素晴らしかった。ベンチも幾つかあり、前後してやってきた人は皆休憩。
 日光連山の眺望 男体山/小真名子山/大真名子山/女峰山/赤薙山 |
鳴虫山へは雑木とアカヤシオなどのツツジの樹林の稜線を登っていく。アルバムに残したガスに煙る新緑の写真は、この辺りで撮ったものなのかなと思いながら登っていた。登山道は露出した根がうるさく少々歩きづらく、展望もない。細かいアップダウンがあるので鳴虫山は思ったより遠かった。せめて紅葉がもっと美しかったらと思わずにいられない。台風の影響、気温が高い秋と今年の気象の異変のためか、冴えた赤や黄色は見ることができなかった。紅葉する前に枯れている葉もある。
 鳴虫山山頂 |
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 鳴虫山山頂 |
〔12:10〜13:00〕
鳴虫山山頂:鳴虫山の山頂はこんもりとした広場になっている。北側に展望デッキがあり、数人のパーティーが鍋を囲んでいた。隣にお邪魔して昼食にした。日光連山には薄い雲がかかってきてしまい残念だった。
 山頂直下の急な下り |
〔13:00〜〕
下山:山頂からすぐに急な下りになる。12年前にビビッた下りだ。当時は一足先に下りていったボーイスカウトの引率者が臨時に掛けたロープを撤収していた。今回はずっと先までロープが設置されていた。12年間で急な下りの経験を積んだためか、その頃は持っていなかったストックのおかげか、心配したほど怖い下りではなかった。
ただし延々と急な下り続く。小さな石の祠がある昔の修験行場だった「合方(がっぽう)」を13:35通過。キツイ勾配の下りでどんどんペースが落ちる。途中で休憩を挟み登りかえすと925m独標だった(14:50)。ピークからの展望はないが静かな雰囲気が好ましい。日本人女性と背が高い外国人男性の国際ペアが休憩中。朽ちたベンチ?で5分ほど休んで再び急な下りに挑む。逆コースで登りたくはないと思っていたら、暑そうに真っ赤な顔をしたアメリカ人?が登ってきた。後ろから小学生の年齢の子供二人と母親が登ってくる。国際的観光地の日光ならでは。お母さんは息絶え絶え…頑張れ〜(^^)。やっと傾斜が緩んで里に近い感じになり、発電所を囲むフェンスが見えてきた(15:55)。
 並び地蔵 |
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 憾満ガ淵 |
〔16:05〕
憾満ガ淵・並び地蔵:「もうひとつの日光・史跡探勝路・憾満の道」という案内プレートに案内されて遊歩道を行くと、日光八景もひとちである憾満ガ淵(かんまんがふち)に下りた。大谷(だいや)川の流れが岩を噛む奇勝なのだが、ここでも紅葉が中途半端なのが惜しい。憾満ガ淵を左に見る遊歩道には苔むした地蔵が並んでいる。数える度に数が違い、別名「化け地蔵」ともいうそうである。数えなかったが約70体あるそうだ。すでに薄暗くなり、国道の総合会館に出てバスで日光に向かった。
※参考 憾満ガ淵の付近に日帰り温泉施設やしおの湯 http://www.mct.gr.jp/yashio/がある。