HOME > 山行一覧 > 栗駒山・紅葉(2007年10月10日)その1


紅葉の栗駒山

--- 栗駒山の紅葉は錦の絨毯 ---

【余計な前書き】 真っ赤に燃える栗駒山の写真を見たのはいつだっただろう。いつかはこの目で見たいと願ってきた。しかし仕事がますます多忙を極め、日曜日も祝日も休めない夫。我が家には連休もない状態。“ふたりで山歩き”の栗駒山山行を諦め、密かに友人達と計画を立てていた。そう、今年6月にBUNさん(ネットで知り合った友人)に山開き前の鳥海山を案内してもらった時の、BUNさん、Y子さんとの“三人ムスメ”での栗駒行きである。
狙いはBUNさんの勤務シフトに合わせて紅葉の見頃の平日。栗原市の観光案内のページと、「栗駒山 紅葉」のキーワードでのブログ検索で紅葉の進行具合を毎日チェック。しかし週間天気予報が最悪。前日朝にはほとんど諦めて中止のつもりになっていた。ところがである。午前11時発表の気象庁の予報が「晴れ時々曇り」に突然好転。勤務中のBUNさんと慌しく携帯メールで連絡を取り合い、急遽決行することになった。宿泊については当初から前日に探すことにしていた。さすがにくりこま高原温泉にある公共の宿などは取れなかったが、山麓のペンションを押さえて、慌しくバタバタと出発準備。この即断即決が吉と出るか凶と出るかは、全て当日の天気次第なのだった。

ペンション くりこま森の宿 風乃彩(かぜのいろ)

風乃彩 部屋
風乃彩 部屋
 まったく宣伝をしていないそうで、宿泊客の大半はクチコミで知った人やリピーターさんとのこと。ほとんど情報を得られないまま行ったのだが、とても素敵な宿だった。緑の木立に囲まれていて、食堂や私たちが泊まった部屋からは栗駒山が一望できる。いわかがみ平へも車で20分という便利さ。朝食時間も出発に合わせて便宜を図ってくれるので登山者には有難い。

※詳しいレポートはブログで。→くりこま森の宿 風乃彩 - 終わりのない旅



 10月10日 天候 晴れたり曇ったり 山頂部はガス・時々雨



ペンションから望む栗駒山
ペンションから望む栗駒山
 翌朝は早くに起きてテレビの天気予報にかじり付き、まだ明けやらぬ窓の外を眺めて栗駒山を確認してばかり。食堂のテラスから望む栗駒山は、昨夕よりは姿を現して秋色に染まっているのがわかるけれど、山頂部の雲がなかなか取れなくて心配のタネなのだった。

 それでも宿を出発する頃には頭上に青空も覗き、BUNさんの運転する車でいわかがみ平へ。


標準コースタイム(中央コース往復) 約2時間40分
いわかがみ平…1時間30分…栗駒山山頂…1時間10分…いわかがみ平


 いわかがみ平からの登山コースは「東栗駒コース」と「中央コース」がある。栗駒山コースは東栗駒山の稜線を歩くので眺めが良いそうである。ペンションのオーナーからも「登りは東栗駒コースで、下りは中央コース」を勧められたが、今回は写真撮影の時間をゆっくりとりたいため中央コース往復にした。東栗駒コースにはブログ検索などでちょっとした沢の渡渉があったり、ぬかるみや濡れた岩場が滑りやすいことを知っていたが、あえてスパッツを持参しなかったという確信犯(笑)

いわかがみ平駐車場を出発
いわかがみ平駐車場を出発サブウィンドウを開きます
〔8:30〕出発:いわかがみ平に到着するとあいにくの雨。昨日と違って風が弱いため雨雲はなかなか動きそうにない。レインウェアを着て登っていく登山者もいるが、もうしばらく待ってみることにした。しばらくすると登山ツアーの大型バスが到着したり、駐車場のマイカーも増えてきた。しかし皆雨が上がるまで待機中の模様。30分ほど待つと雲が動き、雨上がりの明るい空の下登山口へ。レストハウスはまだ開店していなかった。

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ドウダンツツジ
石畳状の遊歩道
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 登山道は途中まで石畳状の遊歩道になっていて、登山靴ではない観光客にも登りやすいように整備されている。雨が上がって皆一斉に登りだしたので、しばらくは団子状態。両側は潅木帯でドウダンツツジの赤がひときわ美しい。

 30分ほど登ると目の前に山頂部が見えるようになる。しかし山頂を覆う雲が取れない。でも登っていくうちに晴れるだろうと、3人で希望的観測を口にする。さて…。

栗駒山 標高:1627m

山行日 2007/10/10
場所 宮城・岩手・秋田県県境
交通 いわががみ平へは
JR東北新幹線くりこま高原駅下車 直通バス約70分(10月は週末・祝日のみ参考サイト参照)
温泉ページへ くりこま高原温泉郷(今回は利用せず)
温泉ページへ
参考 栗原市公式サイト(観光案内 > 自然 > 栗駒山)
《画像について》
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振り返って眺める
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真っ赤!
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〔9:30〕登り始めて1時間。BUNさんの「振り返ってみて」の声に後ろを振り返ると、思わずうわ〜っと声をあげてしまった。生まれて初めて見た赤く燃える紅葉の光景がそこに広がっていた。

錦の絨毯の西側斜面
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右上の稜線へ
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 石畳遊歩道が終わり足元は登山道らしくなる。潅木の背丈も低くなって周囲の紅葉を見渡せるようになると、少し歩けば立ち止まりたくなり、一向に歩が進まないようになるほど。

 今年は木々が台風の被害を受けなかったので、ドウダンツツジの葉が痛まず赤い色も冴え冴えと美しい。栗駒山の紅葉が真っ赤に燃えるようなのは、ドウダンツツジが多いからである。


見渡す限り赤く染まる
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ドウダンツツジ
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登山道
登山道サブウィンドウを開きます

〔10:00〕山頂へ登る階段の手前の、この辺りが紅葉全体のビューポイント。背後には登ってきたコースが赤く燃え、左手の斜面は黄色のダケカンバと笹やハイマツの滴る緑とナナカマドやドウダンツツジの赤が織りなす錦の絨毯、そして右手に池塘が散らばる湿原を挟んで東栗駒山の稜線が見渡せる。

 早く目が覚めて天気ばかり気にしていたBUNさん、登山を始めたばかりで栗駒山紅葉の予備知識がまったくなかったY子さん、長年の念願叶ってあのグラビア写真、あのネットで見た写真の絶景をこの目にした私、三人ムスメ三人三様興奮しまくり。そんな美しい紅葉風景も、太陽が雲に隠れると途端に色褪せてしまう。太陽が顔を出す時を狙って撮影したり、記念撮影したりで、ついついこの場所で長居(笑)

ビューポイント
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東栗駒山の稜線
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曇ると紅葉は色褪せて見える
曇ると紅葉は色褪せて見える