金冠山・達磨山
--- 富士山と南アルプスの展望 ---
| 【余計な前書き】 房総の花嫁街道コースを計画していたが、同日に2000人募集のハイキングツアーが催行されるのを知って敬遠し、伊豆に変更した。2002年1月に天城峠から伊豆山稜歩道(→レポート)を歩いた。そのとき船原峠から金冠山までを歩き残したので気になっていた。この山稜の稜線は冬は海からの季節風(西風)が強く寒いので、金冠山・達磨山へはアセビが咲く春4月に行くつもりだった。しかし冬晴れの日は海と富士山と南アルプスの展望がクッキリと見事なのである。修善寺温泉で日帰り入浴して帰るため、達磨山から船原峠までの区間は端折って達磨山往復とした。 |
おすすめの適期
| 季節 |
1月-2月 |
3月-4月 |
5月-6月 |
7月-8月初旬 |
8月中旬-9月 |
10月-11月
中旬 |
11月下旬
-12月 |
| 適期 |
◎ |
◎ |
◎ |
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○ |
◎ |
| 備考 |
展望 |
アセビ |
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展望 |
展望 |
2004年2月8日
晴れ
コースタイム 標準タイム 約2時間20分
だるま山レストハウス--40分--金冠山--15分--戸田(へだ)峠--45分--達磨山--40分--戸田峠
金冠山のハイキングコース入口、だるま山レストハウス(だるま山キャンプ場)へのバス「修善寺9時35分発」にあわせると、下山してからのバスの便が不便なため往きはタクシーを利用することにした。修善寺駅を出たとたんタクシーの運転手さんに声を掛けられた。「お客さん、どの山に登るの?」。少し先で客待ち中の小型タクシーの列に心残しつつ、その中型タクシーに乗り込んだ。
「今日の富士山は素晴らしいねえ」「ご夫婦で山登りだなんていいですねぇ」…などとタクシーの運転手さんは饒舌な人だった。レストハウス裏手の展望台からの富士山展望の自慢を始め、急にガイド口調になる。曰くここからの角度の富士山は稜線が愛鷹山に邪魔されないので美しく、駿河湾を前にした写真と横山大観が描いた冨士の絵がパリの万博に展示されて絶賛を博した…伊豆三絶(景)のひとつである云々。確かにその自慢の展望は、眼下の駿河湾に沼津の街、そして大きな冨士が正面にそびえて素晴らしかった。マイカーで乗りつけたドライブ客も展望台に近づいて展望が見えるようになると、皆一様に声を上げるのが可笑しい。そのくらい見事な絶景である…ただし富士山の中腹に雲がかかっていなければ。そうなのだ、タクシーに乗っている間に雲がモクモク湧き出していたのだ。運転手さんに「薄い雲だから晴れるよ」と慰められて出発。
 防火帯の広い道を登る |
〔9:15〕
出発:ハイキングコース入口の道標から階段をひと登りで防火帯の広い道になる。緩やかな芝の道を登っていくと端の日陰に雪が残っていた。海から雲がどんどん湧き上がってくる。展望、ダメかなぁ…。
 金冠山山頂 |
〔10:00〜10:10〕
金冠山山頂:戸田峠への分岐を分けると山頂まで階段状の急登。山頂から雲に隠れたり現れたりする富士山を眺める。写真を撮ったり、後から登ってきたご夫婦と歓談したりしていたら、ざわめき声が近づいてきた。団体さんだ。山頂は見る間に30人?くらいの人たちに占拠され、皆てんでに喋るしリーダーは出発時間を叫ぶし、とにかく騒々しい。逃げろとばかりに先を急いだ。
〔10:25〕戸田(へだ)峠:戸田峠へ下る道は一部コンクリート舗装の道で、暖かくなれば戸田峠の駐車場に車を置いて登る観光客が多そうだ。下りた地点に「伊豆山稜線歩道入口」の道標が立つ。西伊豆スカイラインを横切って、駐車場の脇にある登山口から達磨山に登り返す。
 アセビのトンネル |
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 階段 |
なだらかに登っていくと、伊豆の山の特徴であるアセビのトンネルが現れた。次第に階段が続くようになり苦しいが、振り返ると金冠山の向こうに富士山が、戻ってきた青空に美しく映えていた。

達磨山へ |
小達磨山に差し掛かるあたりで、賑やかな話し声が追いかけてきた。金冠山から追いついた彼らが健脚なのか、私が遅いのか(笑) 頑張るのをやめて団体さんに先を譲ることにした。次々と登る人の列。「何人ですか」と尋ねたら「総勢51名です」との答え。うへ…でも2000人よりマシかな。
西伊豆スカイラインと再び出合うと、行く手に達磨山山頂が見える。
 達磨山山頂
寒くて着ぶくれダルマ(^^; |
〔11:45〜12:05〕
達磨山山頂:冷たい西風に吹かれながら絶景を背に登りつめ、51人の団体さんで既にいっぱいの山頂に到着。風が強くて寒い。防寒着を取り出して着込み帽子も被る。団体さんたちは伽藍山への登山道にズラッと並んで座って食事中だった。寒いし場所はないしで昼食を作る気になれない。写真を撮っただけで戸田峠に戻ることにした。途中、比較的風がない場所で軽食をとるために座ったが、背が高いスズタケも風避けにならない。う〜ん寒い。結局食事を作って食べることが出来たのは、戸田峠の登山口まで下り切った場所だった。団体さんたちは下山してこなかったので、あの冷たい強風の中をまだ先に進んだようである。
達磨山山頂から

修善寺温泉 湯の郷村
戸田峠14時20分発のバスに乗車。バス路線が違うので、修善寺温泉入口近くのバス停で下車するつもりだった。ところがバスの中の暖かさが心地よくうつらうつら…。気がついたらバスは温泉街との分岐を通り過ぎていた。結構な距離(15分くらい)の車道を歩いて戻る羽目になった。修善寺温泉には昔来たことがあるのだが、入浴も宿泊もしていない。由緒ある河原の露天風呂「独鈷(とっこ)の湯」は今は足湯として生まれ変わっていた。
独鈷の湯

湯の郷村は温泉街の中心地にあるバス乗り場、修善寺温泉駅からは7分ほど歩き温泉街の外れにあった。旅館が隣接して経営している日帰り入浴施設である。露天風呂は小さいかな、という感じ。当然ながら循環式。入浴料から考えると途中にあった旅館の立ち寄り入浴でも良かったかな…。
→湯の郷村ホームページ