余計な前書き 房総の花嫁街道コースを計画していたが、同日に2000人募集のハイキングツアーが催行されるのを知って敬遠し、伊豆に変更した。

 2002年1月に天城峠から「伊豆山稜歩道」を歩いた。そのとき船原峠から金冠山までを歩き残したので気になっていた。この山稜の稜線は冬は海からの季節風(西風)が強く寒いので、金冠山・達磨山へはアセビが咲く春4月に行くつもりだった。しかし冬晴れの日は海と富士山と南アルプスの展望がクッキリと見事なのである。修善寺温泉で日帰り入浴して帰るため、達磨山から船原峠までの区間は端折って達磨山往復とした。

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金冠山

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 金冠山のハイキングコース入口であるだるま山レストハウス(だるま山キャンプ場)へのバス「修善寺9時35分発」にあわせると、下山してからのバスの便が不便なため往きはタクシーを利用することにした。修善寺駅を出たとたんタクシーの運転手さんに声を掛けられた。「お客さん、どの山に登るの?」。少し先で客待ち中の小型タクシーの列に心残しつつ、その中型タクシーに乗り込んだ。

 「今日の富士山は素晴らしいねえ」「ご夫婦で山登りだなんていいですねぇ」…などとタクシーの運転手さんは饒舌な人だった。レストハウス裏手の展望台からの富士山展望の自慢を始め、急にガイド口調になる。曰くここからの角度の富士山は稜線が愛鷹山に邪魔されないので美しく、駿河湾を前にした写真と横山大観が描いた冨士の絵がパリの万博に展示されて絶賛を博した…伊豆三絶(景)のひとつである云々。

展望台からの富士山
展望台からの富士山

 確かにその自慢の展望は、眼下の駿河湾に沼津の街、そして大きな冨士が正面にそびえて素晴らしかった。マイカーで乗りつけたドライブ客も展望台に近づいて展望が見えるようになると、皆一様に声を上げるのが可笑しい。そのくらい見事な絶景である…ただし富士山の中腹に雲がかかっていなければ。そうなのだ、タクシーに乗っている間に雲がモクモク湧き出していたのだ。運転手さんに「薄い雲だから晴れるよ」と慰められて出発。

標準コースタイム 約2時間20分

だるま山レストハウス --40分-- 金冠山 --15分-- 戸田(へだ)峠 --45分-- 達磨山 --40分-- 戸田峠

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※ GPSログによる足跡ではありません。

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防火帯の広い道を登る
防火帯の広い道を登る

〔9:15〕出発:ハイキングコース入口の道標から階段をひと登りで防火帯の広い道になる。緩やかな芝の道を登っていくと端の日陰に雪が残っていた。海から雲がどんどん湧き上がってくる。展望、ダメかなぁ…。

目指す金冠山の山頂が見える
目指す金冠山の山頂が見える
階段状の急登
階段状の急登

 戸田峠への分岐を分けると山頂まで階段状の急な登りになる。

金冠山山頂

金冠山山頂
金冠山山頂
金冠山山頂標識
金冠山山頂標識
山頂からの富士山
山頂からの富士山
戸田湾の眺め
戸田湾の眺め

〔10:00~10:10〕金冠山山頂:山頂から雲に隠れたり現れたりする富士山を眺める。写真を撮ったり、後から登ってきたご夫婦と歓談したりしていたら、ざわめき声が近づいてきた。団体さんだ。山頂は見る間に30人くらいの人たちに占拠され、皆てんでに喋るしリーダーは出発時間を叫ぶし、とにかく騒々しい。逃げろとばかりに先を急いだ。

「伊豆山稜線歩道入口」の道標
「伊豆山稜線歩道入口」の道標

〔10:25〕戸田(へだ)峠:戸田峠へ下る道は一部コンクリート舗装の道で、暖かくなれば戸田峠の駐車場に車を置いて登る観光客が多そうだ。下りた地点に「伊豆山稜線歩道入口」の道標が立つ。


登山データ

標高 金冠山:816m / 達磨山:982m

場所 静岡県伊豆


アクセス

伊豆箱根鉄道修善寺駅バス30分だるま山キャンプ場(タクシー約20分 約3700円)


山行日 2004/02/08

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