HOME > 山行一覧 > 茅ヶ岳(2001年5月13日)


茅ヶ岳

--- 深田久弥氏逝去の地は展望の山 ---

【余計な前書き】 久しぶりの快晴になりそうな日曜日、展望を求めて往復の特急あずさを奮発した。また登山口までと下山後もタクシーを利用することで、日帰り山行に余裕を持たせることに。当日は思ったよりは快晴とはならず、鳳凰三山、甲斐駒ケ岳、富士山の大展望は霞んでいて残念だったが、新緑の山が楽しめた。秋晴れの日に再び行きたい。 


おすすめの適期
季節 1月-2月 3月-4月 5月-6月 7月-8月初旬 8月中旬-9月 10月-11月
中旬
11月下旬
-12月
適期
備考 新緑
山野草
紅葉・展望 展望



標準コースタイム 約4時間35分
大明神・茅ヶ岳登山口9:15出発〜(休憩)〜10:40女岩10:50〜(軽食15分)〜大明神岳鞍部11:50〜深田久弥氏終焉の地12:00〜12:30茅ヶ岳(昼食)13:30〜15:25金ヶ岳15:45〜17:45休憩舎17:50〜車道出合18:00到着 (自己タイム 6時間45分)


 前日予約したタクシーで大明神登山口へ。新緑が美しい女沢沿いの登山道の脇にはイチリンソウが咲き乱れている。岩が多く歩きにくい道を緩やかに登ると「女岩」に着いた。岩から滴り落ちるおいしい水を飲んで一息。下からガヤガヤと賑やかな団体がやってきた。私たちも参加したことがある旅行会社の登山ツアーの団体だ。このツアーには何処へ行っても遭遇する(笑) 添乗員が女岩の水を「あまりお勧めはしませんが、飲みたい方は飲んでみてください。」と言っているのが可笑しい。総勢30人以上が次々にやって来るので慌てて先を急いだ。

イチリンソウが咲く
イチリンソウが咲くサブウィンドウを開きます
イチリンソウが咲く
女岩サブウィンドウを開きます


イチリンソウが咲く
深田久弥氏逝去の地記念碑サブウィンドウを開きます
 ここからはいきなりロープが付いた岩場を登る。目前に明るく望める稜線を目指して急斜面を登るり稜線の鞍部にあがると、金峰山方面の展望が開け五丈岩も認められた。すぐ上に「深田久弥逝去の地」の記念碑があり、お花(模造も本物も)が供えられ、お賽銭ならぬ供物料のつもりかコインがたくさん入ったお皿があった。私たちは特に深田ファンでも百名山信奉者でもないが、百名山ブームを知らずに逝った深田氏に手を合わせ偲んだ。



 ここを後にしてすぐ、下からオカリナの調べが聞こえてきた。誰かが深田氏に奉げているのだろうか?「コンドルは飛んでいく」に始まりフォルクローレ2,3曲、プロのようにお上手。オカリナの音色は山に良く似合う。

 この先は岩場の登りも多くなり、早朝から登って下山してくる方々から励まされながら茅ヶ岳山頂に到着した。南アルプスの鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳、八ヶ岳が雄大な眺めである。ただし気温が高いため春かすみで、クリアではないのが残念だった。頭上の空は青空で、カンカン照りでたいへん暑い。

石門をくぐる
石門をくぐる
 金ヶ岳へは長かった。かなり下りてから登り返す。岩場にコイワカガミが咲き始めていた。やがて石門をくぐり金ガ岳南峰を過ぎて北峰に到着。なんと標準タイムの2倍の時間がかかっていた。茅ヶ岳より高い金ヶ岳北峰からは、茅ヶ岳の向こうに大きな富士山が浮かんでいた。靄っていたが、茅ヶ岳からは見えなかっただけにラッキーだった。

茅ヶ岳 標高:1736m
金ヶ岳 標高:1764m

山行日 2001/05/13
場所 山梨県
交通 JR中央本線韮崎駅下車
タクシー約20分
《画像について》
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金ヶ岳
金ヶ岳
 下山路は露岩のヤセ尾根を下る。両脇の潅木が怖さをあまり感じさせないのだが、緊張した箇所もあった。岩場を通過してミツバツツジが咲く道を歩く頃は、明らかにみんな下山してしまった雰囲気…。静かな下山道は夕方の淡い光の中で新緑がとても美しかった。

 車道に出れば携帯電話が通じる。韮崎駅へと向かうタクシーが広々とした田園を走るとき、正面に南アルプスの雄大なシルエット、そしてその山の端はオレンジ色に染まって感動的な眺めであった。