HOME > 山行一覧 > 鹿島槍ヶ岳TOP(2001年7月31日〜8月4日) > その2




 3日目 8月2日 晴れ 晴れのち 曇り 曇り 冷池山荘から鹿島槍ヶ岳往復


標準コースタイム 約3時間40分
冷池山荘5:05出発〜6:25布引山6:35〜7:40鹿島槍ヶ岳南峰8:20〜9:15布引山9:30〜冷池山荘10:25到着 <自己タイム4時間15分>
※本来の計画では種池山荘まで下山し種池山荘泊の予定


ガスに包まれる朝の爺ヶ岳
ガスに包まれる朝の爺ヶ岳サブウィンドウを開きます
(左下に冷池山荘)
 3時半起床。夫は前夜に受け取った朝食のお弁当(ちらし寿司)を、私は持参のパンを食べ、不要な荷物をデポして出発。小屋から登ってすぐ展望が開け、ガスが爺ヶ岳の稜線を信州側から黒部側へと流れ下る美しい光景を見た。お花畑に年配の(70代?)の女性がカメラを構えていたので挨拶して先を行く。朝露をいっぱいつけたチングルマの果穂が朝日に金色に輝き、まるで金細工のようだ。

 テント場は剣・立山の絶景を正面にした稜線上の広場にあった。剣岳と立山は朝日を受けオレンジ色に染まっていた。登るにつれ笠が岳・穂高・槍の連峰も見え声をあげた。ハイマツとお花が咲く稜線を、早朝の寒いくらいの風に吹かれながら快適に歩く。途中切れ落ちている箇所も通過するが大した事はない。小屋の朝食を済ませてから出発した大阪のご夫婦に追い越された。

 布引山のジグザグの登りがきつい。見上げると山頂付近まで登った大阪の奥さんが手を振って励ましてくれたので、私も手を振って応えた。山頂からは素晴らしい眺めが広がり鹿島槍からの眺望に期待が膨らんだ。

布引山から槍・穂の眺め
布引山から槍・穂の眺めサブウィンドウを開きます
鹿島槍南峰への登り
鹿島槍南峰への登りサブウィンドウを開きます


五竜からの鹿島槍ヶ岳(亀足隊長撮影)
五竜からの鹿島槍ヶ岳サブウィンドウを開きます
亀足隊長撮影)
 鹿島槍南峰直下のガレた斜面を登ると大展望が待っていた。目の前にどっしりと五竜岳が大きい。数日前にその五竜岳に登られた亀足隊の隊長からおみやげ(五竜岳からの鹿島槍)を頂いていたので、感慨もひとしおだった。真下にキレット小屋が見え、五竜の背後には白馬三山が続いている。槍ヶ岳・穂高はもちろん、長野側には雲海の向こうに八ヶ岳と南アルプスを従えて富士山が頭を出していた。吊り尾根の向こうの北峰に立つ人も見えた。

鹿島槍ヶ岳
標高:2889m
爺ヶ岳 標高:2670m

山行日 2001/08/01-02
場所 北アルプス北部
交通 JR大糸線信濃大町駅
バスストップバス40分 扇沢下車
温泉ページへ 葛温泉
温泉ページへ

《画像について》
青枠があるか説明にサブウィンドウを開きます付きの画像は、画像自体をクリックするとサブウィンドウで拡大表示します。サブウィンドウをクリックすると閉じ、サブウィンドウはマウスのドラッグで移動可能です。

鹿島槍ヶ岳山頂からの展望

八峰キレットに続く五竜岳
八峰キレットに続く五竜岳サブウィンドウを開きます
剣・立山連峰
剣・立山連峰サブウィンドウを開きます
吊り尾根の向こうに北峰
吊り尾根の向こうに北峰サブウィンドウを開きます
布引山から爺が岳の稜線
布引山から爺が岳の稜線サブウィンドウを開きます
槍ヶ岳・穂高もくっきり
槍ヶ岳・穂高もくっきり 手前の稜線に種池山荘サブウィンドウを開きます


南峰のガレ場を下る
南峰のガレ場を下るサブウィンドウを開きます
 扇沢まで下山する大阪のご夫婦と別れ山頂からの大展望を楽しんでいると、後からヒョイと群馬のご夫婦が現れた。北峰を往復して来たとのこと。鎖場、梯子はないもののかなりのヤセ尾根だとか。私達は南峰だけで充分満足。名残尽きない思いで山頂を後にした。

 布引山への稜線で、出発後すぐお会いした年配の“カメラ婦人”が登ってくるのに出会った。「写真を撮りながらゆっくり登ります」とはおっしゃっていたが、こんなに遅いペースとは思わなかったので驚いてしまった。



テント場付近
テント場付近
 再び布引山でも展望を楽しみ冷池山荘へ戻る。日が高くなるにつれ雲が湧き、気温が高くなってきた。テント場の下を回りこむ道では黒部の谷から吹く風がさえぎられ東側から太陽が照りつけものすごく暑い。(後で左耳たぶのみ紫外線によるアレルギー湿疹がでたほど暑かった)。

 山荘に戻ったとき、この暑さの中を種池山荘まで登るのは気が進まず、雲もだんだん崩れて午後には雷雨が予想されたので計画を変更し、種池山荘の宿泊予約を冷池山荘に振り替えてもらうことにした。この日は団体が入っているため個室は取れなかったものの、6人用の部屋を同じ連泊のご夫婦と4人で寝ることになった。大部屋では一人布団1枚が確保されるかどうかの混み具合。連泊割引もしてもらったうえ、小部屋で静かに休むことが出来てラッキー。また連泊の場合は夕食のおかずが少し変わる。サービスの努力に感心。

 夕食までの長い時間を外でゆっくり過ごしたり、談話室で夫は生ビールを、私はケーキセット950円を奮発しての〜んびり。2時頃に“ゆっくりペースのカメラ婦人”が戻りこれから種池まで行くとか。心配な雷雨がないように祈った。結局雨も雷もなく、同室のご夫婦はテン場まで足を伸ばして剣岳に沈む夕日に感動して帰っていらした。見に行けば良かったかなぁ。