標準コースタイム 約3時間30分
西生寺(裏参道登山口)--能登見平--弥彦山--九合目鞍部--弥彦神社--弥彦駅
(今回の山行は写真撮影に時間をかけたのでレポ中のタイムは全く参考にはなりません)
【七合目〜六合目】:七合目を過ぎると休憩舎があり、傍らの大きな松の木は「里見ノ松」。そこからの展望は素晴らしかった。九合目にいたときより空気が澄んできていて、山並みも幾分くっきりしていたので、思わず歓声を上げたほどだ。中央の堂々とした山が気になり、休憩舎で休んでいた方に尋ねたら「粟ガ岳」と教えてくれた。右に守門(すもん)岳、左に五頭山(ごずさん)。その足元には雄大な越後平野…田んぼ、田んぼでさすが米どころ。バスの時刻表がある休憩舎はよくあるが、この休憩舎には掛時計とカレンダーがある。あまりに展望が良いからといって時間を忘れないようにとの配慮だったりして(笑)
 六合目 眺めが良い休憩舎 |
粟ガ岳・守門岳などの山並み |
 時計とカレンダーがかかっている! |
【五合目】花・花・花:手摺と鎖が設置された岩場のトラバース。大したことはない。崖側斜面がカタクリで埋め尽くされている。ショウジョウバカマも多い。斜面が目の前なので、屈まずに立ったまま撮影ができてありがたい。週末だと人が多いのですれ違いに気を使うこんな場所でも、平日のお陰でゆっくり撮影できた。登ってきた男性が偶然私達の目の前で「コシノコバイモ」の花を発見して教えてくださった。カタクリやユキワリソウと同様にスプリングエフェメラルの花のひとつで、後で調べたら福井・新潟などの日本海側に分布しているとのこと。地味なのに魅力的な花だ。カメラを構えたら、男性は邪魔な落ち葉や枯れ枝をそっと除けてくださった。
カタクリ(クリックで群生の画像) |

ショウジョウバカマ |

コシノコバイモ |
 四合目の鳥居 |
〔13:55〜14:20頃〕
【四合目】のんびり休憩:四合目には鳥居があった。その先にベンチがあり木立の間からの越後平野を眺めながらのんびり休憩をとった。ハイカーも通らず静かで、小鳥のさえずりと暖かな陽だまりが心地よかった。スギの植林帯の中のつづれ折の登山道を下っていると、こんな時間にも係わらず登っていく人が多い。グループで登ってきた人たちは角田山を登ってから車で移動してきたそうだ。ロープウェイの運転時間が今日から延長され19時までなので下りはロープウェイ利用とか。花を愛でながらゆっくり歩くのも良し、ロープウェイ利用で一日二山制覇も良し。人それぞれ。
〔14:30〜15:50〕【三合目〜下山】弥彦神社〜弥彦駅へ:それにしても時間が余りすぎかなと思いながら一合目まで下りると、下に小屋の屋根が見えて煙が上がっている。なにやら美味しそうな匂いもする(笑)。もしや茶店かな?茶店ならいいな…と思わずニコニコしながら下りていたら、やはりニコニコしながら見上げている小屋のご主人と目が合った(笑)。熱々のこんにゃくを注文。茶屋のおかみさんは気さくで話し好き。お店は創業者から数えると四代続いているそうだ。私たちが宿泊している宿のこと、茶店で販売している山バッジの話などお喋りが弾み楽しかった。東京から来ていて、翌日の天気次第では国上山には行かれそうもないなどと話すと、今からご主人の車で国上山登山口まで送ってあげてもいいとまでおっしゃって下さった。これは辞退したが、メニューにないコーヒーをサービスしてもらい時間調整もOK(^^)
奥宮がある弥彦山を下り神社にお参りした。本殿は弥彦山を背にして建つ。粟ガ岳を中心にした山並みが眺められる弥彦温泉街をぶらぶら歩いて弥彦駅に向かう。気が利いた和菓子を商っていそうなお店を見つけてお土産を購入。駅からタクシーで宿到着が16時過ぎ…余裕たっぷりでリラックスできた良い山歩きだった。
最終日(帰京)
【4月2日】朝から雨。天気予報を見て残っている国上(くがみ)山へ行くのを止めてまっすぐ帰京することにした。早めに弥彦駅へ行き、夕方遅目の新幹線の指定席を解約した。電車の発車を待つ間、雨が上がって青空まで覗きだした。正直なところ躊躇はしたが、結局そのまま弥彦を離れた。角田山でも弥彦山でも充分に花と山歩きを堪能して、満足していたからだった。
 弥彦駅の趣がある木製の改札 |
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 燕三条駅の弥彦線乗り換え口の鳥居 |
帰宅して夜のTVニュースで新潟下越地方で暴風が吹き荒れて被害が出たことを知った。新幹線も一時運休やダイヤの乱れがあったと知り、帰宅していてホッとした。