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弥彦山

公園化の山でも展望と花は一級


標準コースタイム 約3時間30分
西生寺(裏参道登山口)--能登見平--弥彦山--九合目鞍部--弥彦神社--弥彦駅
(今回の山行は写真撮影に時間をかけたのでレポ中のタイムは全く参考にはなりません)


2004年4月1日 晴れ 晴れ

 今日は朝から穏やかな晴天で、連泊する宿に不必要な荷物を置いての日帰りザックだということもあり、身も心も軽くてウキウキ(^^)。ガイドブック「新潟県の山(山と渓谷社刊)」には『西生寺から山頂ご神廟への登山道があり、3月ころにはユキワリソウが楽しめる』とある。寺泊の西生寺までタクシーで行った。西生寺は日本最古のミイラ、弘智法印の即身仏があることで有名らしい。西生寺の上の高台に駐車場と展望台があるので、そこから歩き始めるのかと登っていった。展望台からは寺泊の海岸が見渡せる。後日寺泊町のHPを閲覧すると新潟県景勝100選第8位当選の眺望台と書いてある。小さな墓地があり周囲がこれまたカタクリだらけなのだった。

〔9:00〕出発:登山口は寺の裏手にある。登山口の立て札の脇に白いイカリソウが咲いていた。後で調べたら日本海側に咲くというトキワイカリソウのようである。「越後三山縦走路」という立て札もあり多少大げさと思うが、国上(くがみ)山〜弥彦山〜角田山の縦走をする人も多く、地元に愛されている山々だという証拠。ちなみに西生寺や国上山は良寛が晩年を過ごし没した地である。


裏参道登山口
裏参道登山口
トキワイカリソウ
トキワイカリソウ

〔9:30〜10:20頃〕花の散歩道:登山道に入ってすぐにユキワリソウがお出迎え。カタクリにいたっては多いどころか、登山道の真ん中にも咲いているので踏まないように気を使うほど。角田山と違うのは、他に誰も歩いていないことだ。マメサクラに似たサクラも、小さな花をつけ始めていた。登山道は寺泊山岳会によって整備され、行程を示すプレートでどれだか歩いたかがわかる。青いユキワリソウを見つけてはカメラを向けるのだが、上手く撮れない…(^^;。こんなペースで40分ほど登ったところで弥彦山スカイラインにぶつかった。スカイラインを横断。ここから登りだした中高年のご夫婦と女性3人グループもゆっくりペースである。道は広くなり初めは平坦でその後緩やかに登っていく。両側は花園である。まさにのんびり花を愛でながら歩くのにピッタリのコースである。

行程を示すプレート
行程を示すプレート
瑠璃色のユキワリソウ
瑠璃色のユキワリソウ
花の散歩道
花の散歩道

弥彦山(やひこさん)
標高:634m

山行日 2004/03/31
場所 新潟県
交通 JJR弥彦線弥彦駅
西生寺へはタクシー約10分
温泉ページへ 岩室温泉
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MAP 弥彦山周辺地図(広域)
約89KB
弥彦山地図(弥彦山)約270KB
《画像について》
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〔10:20〜11:20頃〕山頂まで:再びスカイラインと交差した場所が能登見平で、正面にテレビ塔が林立する弥彦山が見える。駐車場脇の高台に登ってお弁当を広げているグループがいた。能登まで見えているのかな(^^)。スカイラインを右に少し行くと再び登山道がある。ここから少し傾斜を増した稜線を登っていく。右手に「角田〜弥彦〜国上・三山縦走路」という看板がある分岐を越すと、展望が開けて越後平野が見渡せた。山頂はすぐ目の上にある。最後の登りを頑張ると残雪が現れた。今年は雪が早く消えていて、念のため持参した軽アイゼンは必要なかった。

能登見平
能登見平
階段が始まる
階段が始まる
鉢前沢(八枚沢)コースからの分岐
鉢前沢(八枚沢)コースからの分岐

山頂の手前に残雪
山頂の手前に残雪
多宝山
多宝山
最後の行程標識「10分の9」
最後の行程標識「10分の9」

〔11:15〜12:20〕山頂:裏参道なのでなるほど奥宮の裏から山頂に上がった。御神廟にお参りしてから昼食。ベンチがあるが風をまともに受ける。日差しは暖かいのに風は冷たかった。上空に幾つものハングライダーが飛んでいた。空は青いのに目の前の佐渡島は白く霞んだ霞の中だった。携帯電話だが、山中では全くの圏外だったが山頂ではアンテナが立つ。しかしi-modeはすぐに切断されてしまう。電波状況は悪かった(角田山も)。表参道の鳥居をくぐって下山。鳥居の脇には社務所があり神主さんも居る。弥彦山は信仰の山なのである。

山頂
山頂
ハングライダーのメッカ?
ハングライダーのメッカ?
御神廟(奥宮)
御神廟(奥宮)

〔12:30〜14:00〕【九合目〜七合目】キクザキイチゲと展望と:弥彦山は放送送信施設の山でもあった。山頂を下った場所にはテレビの電波塔が立ち並ぶ。一部残雪で滑る階段を下りると九合目で、レストハウス下のスカイライン沿いに公園や弥彦ロープウェイの乗り場がある。トイレを借りるためにレストハウスに寄った。レストハウス内の窓の外をふと見るとぼんやりと佐渡島が見えている。午後になり湿度が下がったのか展望が良くなったらしい。レストハウス前の展望台からは正面に残雪の山並みがうっすらと浮かんでいた。九合目の分岐に戻ると海からのコース(登山口の名は失念)から登ってきたご夫婦に会い挨拶を交わした。このコースもユキワリソウとカタクリが多かったそうである。

キクザキイチゲ(青)
キクザキイチゲ(青)
キクザキイチゲ(白)
キクザキイチゲ(白)
七合目 ご神水
七合目 ご神水

 表参道の標識に従って下りると、キクザキイチゲがたくさん咲いていた。これだけ咲きそろった群生は初めて。表参道は花が少ないのではという思い込みがあったので、うれしくなった。キクザキイチゲもユキワリソウに負けずに白花と青花の競演。木橋を渡ると岩の割れ目からの湧き水があった。「この水は自然の湧き水なので沸かして飲んでください」との注意書きがあるくせにコップが置いてある(笑) ちょっとだけ味見…さして美味しくなかった(^^;