| 2日目 1月6日 仁科峠から船原峠まで 天候 快晴! |
コースタイム 標準タイム 3時間50分
仁科峠(…車道…)風早峠9:00出発〜宇久須峠9:30〜10:30魂の山10:40〜土肥峠11:25〜11:55南無妙峠(昼食)12:35〜吉奈峠13:00〜13:20棚場山13:35〜14:05船原峠14:40〜大曲茶屋バス停15:30到着 〔自己タイム
4時間05分〕
温泉入浴というのは意外に体力を使うもので、夕食後にも入浴すると再び37℃を越える熱がでた。あわてて就寝。いつもなら1泊につき最低4回は温泉入浴を楽しむ(これが翌日の筋肉痛防止に効果満点)のだが…。旅館に泊まりに来て8時には寝てしまう人などいないだろう。まるで山小屋並み(笑)
 風早峠からの南アルプス |
路線バスは伊豆スカイラインまでは上がらないため、再びタクシーを利用する。かつて金が採れたという持越鉱山を過ぎて伊豆スカイラインに到着。昨日下山した仁科峠と風早峠の間は、車道歩き30分なので気が進まずカットすることに決めタクシーを風早峠で下車した。駐車場の展望所からも青空に富士山と南アルプスがくっきりと美しかった。
 明るい笹原の中を行く |
この日のコースは前日とガラッと変わり、スズタケのうねる明るい笹原の尾根歩きで始まる。ススタケを切り開いて付けられた丸太の階段で稜線に上がると、駿河湾に土肥の港町、富士山、南アルプスと一望のもと。少し行くと宇久須峠。ベンチと休憩舎、傍らに石仏がある。
 魂の山から |
再びスズタケの中の丸太の階段を登る。ここからいったん急降下してきつい階段を登り返す。アセビ林の中を登りつめると魂の山の頂上だった。富士山の方面が切り開かれて展望を楽しむが、落ち着く場所に恵まれないため山頂を下りだした。と、その途端、目の前に広がる展望に声をあげてしまった。正面に富士山、南アルプル、そして日本平…。そして海は青く明るかった!
 カルバート=動物たちのための通行路 |
魂の山を下りると道はスギやヒノキの人工林となり、西天城山稜線道路がすぐそばを並行して走っている。車の走行量は少ないが時々バイクの音などうるさかった。土肥峠の先に車道開削によって分断された動物たちの通行路の替わりに作られた、「カルバート」と呼ばれる動物たちのトンネルがあった。コースの途中には数箇所あるらしい。この辺り丸太の階段だらけ。ただし急な箇所はない。
 往時の道標、南無妙峠の石碑 |
南無妙峠には休憩舎があるが、外の陽だまりベンチでランチ。太陽がスギの木立に隠れると寒いが、前日は終始0〜2℃の気温だったのに比べ5〜6℃もある暖かな日和だった。棚場山に登ると再び駿河湾の眺めが楽しめる。イヌツゲなどの林を抜けて、最後に里山の雰囲気に変わった人工林を下ると船原峠上に着いた。
この日のコースは標準タイムでも4時間弱。船原峠に14時に到着し、余力を残していて、このまま達磨山・金冠山まで行けそうだった。早い時間の到着だったので、ベンチでゆっくりコーヒーを煎れて楽しんだ。車道へ階段を下りた場所が船原峠。ここにも伊豆山稜線歩道のコース案内図があって歩いてきた道を振り返った。たいくつな車道をどんどん下りて大曲茶屋バス停まで40分。バスが運行時刻より10分早い到着で、ヒヤリとさせられた。
※伊豆山稜歩道コースを歩いた2日間、週末にもかかわらず誰にも会わなかった。交通超不便なコースで歩く人が少ないとはいえもったいないと思う。なお天城峠下に大川端キャンプ場(4月下旬〜11月下旬)仁科峠下に天城牧場の西天城高原キャンプ場「牧場の家」(コテージ通年)テン場・バンガロー(4月〜9月)があって利用するのも良い。コースは良く整備されていて初級向きハイキングコースである。

船原温泉 うえだ
この日の宿は日本秘湯の会会員の船原温泉「うえだ」。どなたかの別荘を改装し僅か7室の“隠れ宿”のような旅館。「離れ」のような部屋から庭に出ると、水仙もきれい。池には飼っているアヒルがガアガア遊び、ゴイサギが飛んでくるし、ペットのウサギの親子が庭を駆け回り、見ていて飽きない。お風呂、露天風呂もいいし、とにかくくつろげる宿だった。それで二人ともすっかり魂が抜けてしまい、最終日の7日朝は雪が舞いそうな曇り空なので、船原峠から達磨山・金冠山の予定をやめて宿でゆっくりしてしまった。
参考サイト→「秘湯ロマン」〜うえだ
※達磨山・金冠山の記録