HOME > 山行一覧 > 伊豆山稜線歩道(2002年1月5日〜6日)その1


伊豆山稜線歩道 (天城峠から船原峠)

--- 海と富士山と南アルプスの眺め ---

おすすめの適期
季節 1月-2月 3月-4月 5月-6月 7月-8月初旬 8月中旬-9月 10月-11月
中旬
11月下旬
-12月
適期
備考 展望 新緑
シャクナゲ
展望 展望

【余計な前書き】 お正月三が日明けに伊豆のハイキングに行くことがこれまで度々あり、伊豆の主なハイキングコースは歩いてしまっている。残すのは天城山主峰の万二郎岳・万三郎岳と八丁池の間の縦走路と、登山口までと下山口からのバスがないなど交通の便が悪い伊豆山稜歩道。そこで伊豆山稜歩道全コース28kmと、続く達磨山・金冠山を含めて3泊4日(正味2泊)で踏破してしまう計画で出かけた。
 1月4日にベースとなる伊豆湯ヶ島温泉に宿泊。年の暮れから風邪をひいている私は体調がすぐれず、入浴後に疲労を感じて体温を測ってみると37.8度の発熱。不安を覚えたが夫に打ち明ければ「キャンセルして帰ろう」と言うに決まっているので、内緒にして風邪薬を飲み、夜8時には床に付いてしまった。


 1日目 1月5日 天城峠から仁科峠まで  天候 曇りのち晴れ、強風の荒天 


コースタイム 標準タイム 5時間05分
旧天城トンネル入口出発8:45〜9:05天城峠9:10〜10:25二本杉峠(旧天城)10:35〜滑沢峠11:05〜三蓋山12:00〜12:10ツゲ峠(昼食)13:00〜猫越峠14:00〜猫越岳14:25〜(14:35火口湖14:45)〜後藤峠15:20〜後藤山5分休〜仁科峠15:10到着
〔自己タイム 5時間45分〕


 朝は熱は下がっていたが、気分が悪くて全く食欲なし。体調をみながら歩き、もし無理だったら二本杉峠から大川端キャンプ場へ下りればよいと考え、やはり夫には内緒のまま出発した。宿からタクシーで旧天城トンネルへ。バス停からトンネル入り口までは急な階段を10分ほど登るのだが、以前二度登っているのでまぁいいかとズルをした(笑)

 ジグザグの急登を登ると天城峠で、94年・99年と訪れている八丁池、それに続く天城縦走路が左に延びている。右に伊豆山稜線歩道のコースへと入ると巻き道になり、悪かった体調も回復してきて、気分良く歩けるようになった。幕末の頃、吉田松陰やハリス一行も通った二本杉峠(旧天城峠)は、伊豆山稜線歩道に大川端キャンプ場への道と河津七滝への道が交差している。

三蓋山からのなだらかなブナの道
三蓋山からのなだらかなブナの道
 体調回復を信じてエスケープはしないことにした。この先はコースは殆ど山腹を巻いて平坦な「峠道」という感じで、どんどん歩が進む。展望はないが、周りはブナの純林やヒメヒャラで、ヒメヒャラは天城山主稜線でも見られないような太く立派な木が見られた。
 滑沢峠からは一部道が崩壊したために、迂回路の三蓋(みかさ)山へかなり急な階段で登る。本日のコース唯一の山登りといったところ。周りはブナの自然林である。登りきった三蓋山は展望はなく、ブナの尾根道をゆるやかに下るとと元の山稜線歩道に合わさった。

天城峠から船原峠
最高峰
猫越岳 標高:1035m

山行日 2002/01/05-06
場所 静岡県伊豆
交通 伊豆箱根鉄道修善寺駅下車バス45分
busstop天城峠バス停 
温泉ページへ 伊豆湯ヶ島温泉
船原温泉
温泉ページへ
MAP 伊豆半島ハイキングマップ
コースマップ サブウィンドウを開きます
場所:地図
参考 Hello Navi静岡ハイキングコース伊豆山稜線歩道コース
東海バス ウォーキング伊豆半島
《画像について》
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ツゲ峠
ツゲ峠
 ツゲ峠にはテーブル・ベンチがいくつかあって、昼食に丁度良い。展望はないが静かで落ち着く。猪村・猫越口へ道が合わさる場所は冷たい風が吹き抜けて寒いので、離れたベンチで昼食休憩とした。



アセビのトンネル
アセビのトンネル
 ここからも起伏がない樹林帯を進む。時々桟道や橋も現れるブナ、ヒメヒャラ、アセビの道である。とりわけ素晴らしいのがアセビのトンネルで、いたるところに曲がりくねる枝と木漏れ日の幻想的な道が出没する。



猫越岳の火口湖
猫越岳の火口湖
 伊豆山稜線歩道の全コースを通した最高峰1035mの猫越岳(ねっこだけ)は稜線の途中という感じで、10分位左に入ると火口湖がある。池といったほうが適当な大きさで、冬場の渇水期なので奥のほうに全面結氷していた。

 後藤峠へと急な丸太の階段を登ると後藤山。その先に展望所があり、青空が広がりだして頭を雲に隠された富士山と駿河湾の眺めが広がっていた。しかし冷たい強風にさらされてすぐに退散した。

ナベ石からの眺め
ナベ石からの眺め
 ここからの下りで風景が樹林帯を歩いてきた今までと一変するのが驚きである。アセビの林を抜けると目の前に波打つスズタケの原が広がって、伊豆らしい明るい雰囲気だ。牧場への管理道を横切って最後のピークに登れば、青空に変わった空の下に明日歩く稜線と富士山の裾野が見渡せた。

 目を下の伊豆スカイラインの駐車場に転ずれば、お迎えのタクシーが早めに到着したところだった。Good timing! 運転手さんに手を振りながら階段を下りていった。


 この日の晩も前夜の宿泊まり。夫に昨夜の発熱のことを打ち明けると、無謀だなどと言われてしまった。

→湯ヶ島温泉 たつた 奥まった静かな場所にあり団体客はいない。

山頂をふたりじめを見る