HOME > 山行一覧 > 石割山(2010年3月30日)その1


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石割山

余計な前書き 初春の野の花を見たかった。で、見頃を迎えるらしいというネット情報で奥多摩某所のイワウチワにターゲットにした山行プランを立てたのだが、温泉にお泊まりしたい相棒が賛成してくれない。そもそも夫の休暇なものだからここは夫に譲ろうと花は諦め、出発前1週間を切ってから泊まれる旅館を探しまくった。山中湖を取り巻く稜線上にあるリゾートホテル「ホテルマウント富士」に空室が見つかった。

 石割山はずいぶん以前の1995年に登っている(参照:山行記録)。ホテルマウント富士は内野側への下山終盤の大出山に建っている。1995年の石割山登山より以前、杓子山に登った折にも翌日に大出山から大平山まで登っていて、この二度の機会にホテルマウント富士でレストランを利用したり洗面所をお借りしたりしたことがあった。当時は温泉が引かれていなかったが後年温泉リゾートホテルになった。

 東京からだと日帰り登山の山なのだが、じっくり富士山を眺めながら歩いてからホテルに泊まり、富士を眺めながらの露天風呂堪能も良いかも知れない。1年前の河口湖側黒岳登山(参照:山行記録)ではいまひとつ天候に恵まれず、富士山展望がイマイチだったし。


標準コースタイム 約3時間35分
赤い鳥居(登山口)--45分--石割神社奥社--20分--石割山--35分--平尾山--35分--大平山--45分--長池山--35分--車道--大出山・ホテルマウント富士

登山口の赤い鳥居
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 時期的にバスの本数が少なくて、富士吉田駅からタクシーを利用した。タクシーは「赤い鳥居」まで行ってくれるので、平野バス停から石割神社前社経由の30分の車道歩きをカットできた。赤い鳥居脇には駐車場があり、トイレあり。

 残雪があり、しかも先のコースがぬかるみがありそうなので、スパッツを付けて出発。


〔10:30〕出発:前回の石割山登山でとにかく印象的だったのが、登り始めの急でなが〜〜い石段。一泊分のザックを背負っているので、とても一気には登れない。登っては先を見上げてため息が出る。それでも振り返れば富士山の眺めが素晴らしい。身軽な装備のファミリーハイカーに追い抜かれた。追い抜いた子供が後方で喘いで登るお父さんに向かって叫んだ。「階段、まだあるよー!」。うわ、あの上で終わりじゃないのか…。登り切ったら階段は右折してなお続いていた、ガックリ(笑)

長い石段
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長〜い石段
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石段の上にあるあずまや
石段の上にあるあずまや写真を拡大
〔10:50〕息を切らして登り切ると休憩所が建つ広場。暑くなり服装の調整を兼ねてちょっと休憩。

石割山 標高:1413m

山行日 2010/03/30
場所 山梨県富士五湖
交通 富士急行線富士吉田駅
バスストップバス37分平野下車
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参考 富士急行バス
MAP GPSログによるルートマップ
《画像について》
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石割神社奥社
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大岩の割れ目をくぐる
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〔11:20〜11:30〕石割神社奥社:しばらく広い道を緩やかに登って行くと、背後にしめ縄に飾られた巨岩がある石割神社奥社に着いた。巨岩の上を見上げると長い氷柱が何本もぶら下がっている。お宮にお参りしてから巨岩の裏に回り込む階段を登り、大岩の割れ目をくぐりに行った。割れ目はかなり狭く、しかも通路は残雪が凍り付いてツルツル滑った。

急登の連続
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 奥社を後にして山頂へ。登山道は狭くなり、設置ロープ、岩や木の根を掴んで身体を持ち上げるような急な箇所が多くなる。更に雪解けでぬかるんでいるので、下りには使いたくない道だ。

〔12:10〜13:05〕石割山山頂:山頂に登り着くと正面にそびえる大きな富士山が眼に飛び込んでくる。朝電車の中から眺めた時より空が霞んできてはいたが、それでも見応えがある富士の眺めに大満足だった。南アルプスの白い連なりもよく見えた。
 大きく開けた山頂だが草が剥げてしまいぬかるんでいて、座ってランチにするのに適した場所がない。おまけに風が冷たい。御正体山への方面の鞍部に建つ鉄塔の下で昼食にした。日溜まりにはなっているがやはり風が吹くとかなり寒かった。

石割山頂からの富士山
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石割山頂からの南アルプス
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望遠で撮影した富士山
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 山頂での展望を充分堪能して下山にかかった。山頂から平尾山へと向かう下りは、相当傾斜がある。普段ならザレの斜面で滑りやすいのだが、この日はぬかるみで滑りやすくなっていた。そろそろと足を運んで無事に下りたら、今度は土が流されてえぐれてしまい全く役に立たなくなった木段での下り。伊豆・箱根、そして富士五湖の富士山展望の山は、殆どのコースにこういう悪路が出てくるので仕方がない。

土が流れて壊れた木段
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平坦な道
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石割山と平尾山の鞍部
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 やがて道が平坦になり、気持ちが良い草付きの尾根道になった。明るく開けた鞍部が「平尾峠」。前回は山頂を強風に追い立てられるようにして下りて来て、ここで昼食にしたのだった。15年も昔のことなのに、作ったラーメンの味が甦った。しかし思い出の中にここの風景は残っていなかった。石割山では何組かのハイカーがいたのだが、皆平尾峠から下山してしまうらしく、ここからは誰にも会わない2人旅になった。