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山旅日記1993-2000 このページのレポートは、HP開設(2000年8月)以前の1993年秋から2000年前半の山行記録です。登山道状況は変化します。実際に登山される場合は、最新の地図とガイドブック他の情報をお調べください。

WEBページ作成日 2000年11月11日



石割山

--- 富士山をお供に稜線歩き ---

【余計な前書き】 夫の一番親しい同僚、F氏とたまに山行をご一緒する。F氏は高校山岳部の顧問を務めていらっしゃるので、心強い山友達である。さて当日の朝、山梨県富士五湖地方には強風注意報が出てしまった。私達だけなら「稜線歩きで危ないからやめようか?」などという気分になるところだが、F氏は注意報程度でたじろぐ人ではない。「大丈夫じゃないの」の一言で決行となった。

おすすめの適期
季節 1月-2月 3月-4月 5月-6月 7月-8月初旬 8月中旬-9月 10月-11月
中旬
11月下旬
-12月
適期
備考 展望 新緑 紅葉・展望 展望

1995年12月25日 晴れ時々曇り 強風注意報



標準コースタイム 4時間25分
平野バス停10:10出発〜石割神社前社10:20〜赤い鳥居(登山口)10:35〜11:20石割神社奥社11:35〜11:55石割山山頂12:00〜12:20平野峠(昼食)13:10〜平尾山13:15〜13:50大平山13:55〜長池山〜大出山14:30〜ホテルマウント富士バス停15:05到着
<自己タイム 3時間40分>


登山口、いきなりの長い石段
登山口、いきなりの長い石段
 バス停からしばらく車道を進み赤い鳥居の立つ登山口に着くと、誰もが思うだろう。「エ〜ッ、この石段を上がるの?」急でまっすぐな、見上げるような長〜い石段である。手すりにすがってゆっくり登っても息があがる。その後も樹林の中の急登で、足が届かず難渋する都度、後ろを歩くF氏が気遣ってくださる。ロープが補助となる急登を頑張ると、石割神社奥社、つまり御神体である巨岩の前に出た。

 巨岩の割れ目は人間一人が通り抜けることができ、それぞれ通り抜けを試みたりして楽しんだ。


石割神社奥社と御神体
石割神社奥社と御神体
御神体の巨岩
御神体の巨岩

石割山 標高:1413m

山行日 1995/12/15
場所 山梨県富士五湖(山中湖北岸)
交通 富士急行線富士吉田駅下車
busstopバス37分平野下車



石割山頂富士山の展望
石割山山頂からの富士山
 神社の前の道を右に、クマザサの急坂を登り石割山山頂に飛び出た。開けていて素晴らしい富士山の展望台であった。惜しいことに雲が多かったが、正面に大きく迫って見える富士山の眺めはやはりうれしい。樹林の中の歩きでは感じなかったが、山頂では風が吹きすさび、寒くてゆっくり展望を楽しむどころではなかった。

 ザレた急な下りを強風にあおられてよろよろと下る。少し怖い。アップダウンのある稜線を行く。北西の強風をまともに受ける場所では顔が凍りつくような寒さだ。



 平尾山の手前の鞍部に来ると、風がさえぎられて嘘のように暖かな草地があった。ここで昼食にする。F氏の持ってきた大きめのクッカーで3人前のラーメンを作った。今日は軽く茹でた野菜(キャベツ・白菜・ニンジン・玉葱・生椎茸・ニラ)を持ってきたのでたいへん豪華な塩ラーメンだった。F氏がザックから菓子パン、お菓子を沢山取り出して勧めてくださる。彼のザックはいつもお菓子でいっぱいなのである。昼食後、ひと登りで平尾山。ここも山中湖を配した富士が美しい。木段を下り気持ちが良い稜線歩きで大平山に着いた。

 私達夫婦は大平山までは同じ年の5月に歩いたことがある。杓子山登山の翌日、帰りがけの軽いハイキングとして歩いたのだった。その時はパラグライダーが沢山飛んでいたが、今日はこの強風でいない。ここからは登り・下りが全て木段なので案外疲れるのだった。長池山直下の鞍部で林道がピークを外して巻いている。冗談半分で夫とF氏と別れ私一人林道を行く。山頂を踏んだ二人とほぼ同時にコースに戻った。大出山から別荘地のなかを抜けて山中湖畔の車道に下山。風はおさまったが早くもたそがれて冷え込んできた。金色の湖面とシルエットに変わりつつある富士山を眺めながら、山中湖畔をバス停まで急いだ。