HOME > 山行一覧 > 白山(2005年8月4日〜8月5日)その1 《8月3日〜8月7日 白山登山(山中1泊)と世界遺産・白川郷》


白山

期待通りの花・花・花!

 1日目 8月3日(水)


鶴来駅
〔ドジその1〕 東京から金沢へ行くには寝台列車(特急北陸か急行能登)が便利だが、金沢駅から出る白山登山口行き一番バスには間に合わないうえ、歩き出しの時間が遅くなってしまう。まず登山口手前の市ノ瀬にある永井旅館に宿泊し、翌日白山を目指すことにした。午後は市ノ瀬・別当出合までの直行バスがないので、旅館を予約してから相談したところ、白峰車庫まで迎えに来てくれるとの事。ちなみに行程はこんな具合で一日がかり。
東京10:20発…(新幹線)…11:29越後湯沢11:37…(特急はくたか)…14:15金沢…(市内バスorタクシー)…野町駅15:37…(北鉄電車)…鶴来駅16:03…(バス)…白峰車庫17:14着

 ところが出発前夜に行程をメモしていて、なぜか迎えに来てくれる停留所を勘違いしてしまった。その勘違いが原因で、金沢駅から少し離れた場所にある野町駅からの電車の時間を、14時37分だと思い込んでしまう。うわ、20分しかないではないか!金沢駅構内を走りぬけ、タクシーに飛び込んだ。走り出したタクシーの運転手に、間に合うか間に合わないか際どいから鶴来駅まで乗るようにと勧めらる。仕方ない、そのまま鶴来駅に行ってもらう。(勘違いしていた)予定のバス発車時刻15時25分まで余裕の到着。そこで旅館に迎えの確認の電話を入れた。電話のやりとりで、迎えに来てくれるバス停とその路線の勘違いに気がついた。バスの発車時間まで1時間以上も待たなくてはならないし、タクシーの運転手の言葉に乗せられて、鶴来駅まで乗ったタクシー代5000円も意味がなかった。当初の計画では、金沢駅での時間的余裕を利用して、山でのおやつ(行動食)などを買い物するつもりだったっけ。すっかり忘れていた…。旅館の予約をしたり電車の切符を取ったりする関係上、1ヶ月以上前に計画を立てる。今回はそのときのメモを取らずに、前夜に慌てて計画をまとめたために起きたお粗末な出来事だった。鶴来駅ではただボーっとバスを待つしかなかった(^^;


 2日目 8月4日(木) 天候 晴れのち曇り



標準コースタイム 約5時間40分
別当出合--30分--砂防車道--1時間10分--別当坂分岐--1時間--仙人窟--1時間--
殿ヶ池避難小屋--40分--馬のたてがみ--40分--黒ボコ岩--40分--白山室堂(室堂センター)


〔コースのこと・登山口への足のこと〕 白山の登山ルートは幾つかあるが、一番歩きやすくポピュラーな別当出合を基点とした周回コースを歩く。持っている全てのガイドブックには、登りは砂防新道、下りは観光新道でと記載されている。白山に登ったことがある友人との電話でも、砂防新道の登りなら急登は黒ボコ岩への登りだけで登りやすいと勧められた。ところが私は急な下りは大の苦手なのである。段差が大きいと慎重になりすぎてスピードが落ちてしまう。私たちの計画では、下山コースに入る前に御前峰の登頂と池めぐりコースを歩くわけだから、下山中の疲労も大きいと考えられる。永井旅館のHPでも、逆のコース選択を推奨しているような記述がある。そこで永井旅館のご主人に相談してから決めることにした。居合わせた同宿の人は、観光新道を下りながらココは登りたくないと思ったと話したが、ご主人はやはり砂防新道での下山を勧めた。観光新道で下る人に、それまでの疲労からくる転倒などの事故が多いそうである。観光新道は尾根までの登りはキツイが、尾根に上がれば眺めもよく、殿ヶ池避難小屋から先のお花畑がきれいだからというのが理由である。それに砂防新道のお花は既に終わっているとか。出発時間も朝食(5時半から)をお弁当に替えてもらい早出にした。市ノ瀬から登山口・別当出合へのシャトルバスの始発は5時。なんとそれより早く出たければ送ってくれるという。5時に旅館を出立し登山口へ送ってもらうグループが他にいるので、私たちも合わせることにした。

参考サイト

白山 御前峰
標高:2702m

山行日 2005/08/04-05
場所 北陸
交通 JR金沢駅から北陸鉄道バス
公式サイト
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〔6:00〕出発:旅館のご主人が運転する車が別当出合の駐車場に着いたのは5時半。ビジターセンターがある登山口へは、10分ほど山道を登る。ベンチでお弁当のおにぎりを食べてトイレを済ませ、いざ出発。砂防新道の入り口の吊橋を渡っていく人はいるが、観光新道への取り付きの鉄の階段を登る人はいなかった。登山道に入ると、いきなりソバナやタマアジサイが咲いていてうれしくなる。

別当出合
別当出合
登山口
登山口
タマアジサイ
タマアジサイ

〔6:35〕砂防車道出合?:しばらくはそれほど急ではない登山道を登ると、道標がある開けた場所に出た。石組みの階段から崩れかけた丸太の階段状の登りになり、だんだん傾斜を増してきつくなってきた。いくら登っても車道と出会うはずの「砂防車道」に着かないので、通り過ぎた道標はあった地点が「砂防車道」だったらしい。壊れかけた階段や岩がゴロゴロしているので歩きにくいが、そんなに難路でもないと思った。ただし雨に濡れると滑りやすそうで、やはりこの道を下りるのはイヤだなと思う。タマガワホトトギス、クガイソウ、ヤマハハコ、ヨツバヒヨドリ、ノアザミなどが咲いていたが、彩りはまだ少ない。後ろから登ってきた男性が、この辺りが一番キツイ箇所で登りきれば楽ですよと励ましてくれて、あっという間に追い抜いていった。

砂防車道出合?
砂防車道出合?
登山道
登山道
タマガワホトトギス
タマガワホトトギス

〔7:55〜8:10〕別当坂分岐:途中で10分の休憩を挟み、標準タイムで急坂を登りきった。尾根に上がると爽やかな風が吹いていて、思わず分岐で大休憩。谷を隔てて砂防ダムの工事現場や工事車両用の車道が見える。その向こうに別山の山並みが大きい。気温が高くて遠くの展望は霞んでいるが、展望が開け風が通る登山道で気持ちがよく歩ける。ヤマハハコばかりだった花も、シモツケソウ、タカネナデシコを見かけるようになってきた。

別当坂分岐から白山への道
別当坂分岐から白山への道
砂防新道の向こうに別山の稜線
砂防新道の向こうに別山の稜線
稜線の小ピーク
稜線の小ピーク


仙人窟
仙人窟
〔9:10〕仙人窟(せんにんいわや):仙人窟を通過した後、空腹を感じたので休憩して軽食をとった。その後がいけなかった。正面から照りつける日差しの暑さに参り、少々バテ気味になった。分厚い皮下脂肪が体に暑さを篭らせるのである(^^; 歩行のスピードは落ち、1時間歩かないうちに再び大休憩。下山中の人たちが皆口々に「殿ヶ池避難小屋を過ぎるとお花がいっぱいでスゴイから頑張って」。…お花がいっぱい?じゃ、頑張ろうっと。

殿ヶ池避難小屋
殿ヶ池避難小屋(振り返って)
〔11:15〜11:40〕殿ヶ池避難小屋:山の天気の変化は早い。ガスがかかってきた。そのガスの中に避難小屋が見えてきた。小屋に近づくにつれハクサンフウロも見かけるようになり、小さな池の畔にはコバイケイソウも咲いている。小屋の周囲は休憩する人でなかなかの賑わいだった。夫は宿のお弁当(おにぎり)の残り、私は持参したパンで昼食。