HOME > 山行一覧 > 箱根 神山(2011年5月14日)その1


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箱根 神山

余計な前書き 今年のゴールデンウィークは我が家としてはゴージャスな4泊5日の連休になったので、岩手県の鞍掛山に登ったり小岩井農場の一本桜を見たりの東北の春満喫の山旅を計画していた。そろそろプランを詰めようかなという矢先、あの大震災が起きた。しばらくの間旅の計画など考えられない日々を過ごし、私たちにできる復興支援は観光客が激減した観光地へ行き経済を回すことだと吹っ切れたときには、ゴールデンウィークは野暮用で埋まっていた(笑)

 それでもさほど意気消沈しなかったのは、ゴールデンウィークを過ぎるとすぐに夫の「定年退職」が控えているからだった。休日は日曜祝日のみ、から「毎日が日曜日」になり、いつでも山に行かれる……いや、実はそうはならないで、夫は定年退職日の翌日から非常勤での勤務に変わるだけ。それでも金・土・日曜日が休みとなり混む日を外して山歩きの旅ができやすくなる。

 というわけで、「つつがなく定年退職おめでとう記念」の山旅に出かけた。天気予報を見てから決めるので、1泊2日のささやかな旅行であるが、たまたま選んだ箱根は「ふたりで山歩き」を始めた記念の地でもある。1995年と1999年の秋に登ったことがある、箱根最高峰で中央火口丘の中心、神山に登ることにした。神山にはベニバナヒメイワカガミの群生があり、かねがね見たいと思っていた。しかし咲き時期には1週間から10日くらい早すぎるようである…う〜ん。



標準コースタイム 約3時間10分
大涌谷登山口--25分--大涌谷分岐--50分--神山--35分--防ヶ沢分岐--55分--早雲山--5分--大涌谷分岐--20分--大涌谷


大涌谷ロープウェイ駅から冠ヶ岳
大涌谷ロープウェイ駅から冠ヶ岳写真を拡大
 箱根湯本から大涌谷まで箱根登山電車、ケーブルカー、ロープウェイと乗り継いでやってくるのも久しぶりだ。バスでダイレクトに来るよりずっと旅気分が味わえて楽しかった。登山電車の車窓からの木々の緑も目映い好天だ。大涌谷ロープウェイから富士山が見えて来る瞬間は、やはりハッとする。しかし気温が上がってきていて富士の眺めもスッキリとはいかないのが残念。
 大涌谷ロープウェイ駅を出ると風がかなり強かった。


神山登山口のゲート
神山登山口のゲート
〔10:25〕出発:ゴールデンウィーク後の週末だがそれなりに賑わっている観光センターや茶屋の人混みを抜け、神山登山口のゲートからコースに入った。1999年のときは早雲山からお中道コースで登り、駒ヶ岳へと抜けたので、このコースで登るのは初めてだ。

 舗装路を過ぎて大涌谷の火山ガスにむせそうになりながら登って行く。標高を上げるにつれて背後に富士山がせり上がってくる。登り始めて10分ほどのところで、お目当てのベニバナヒメイワカガミが一株だけ咲いているのが目に留まった。もう一株は蕾だった。もしかしたら群生場所でもある程度咲いているかも知れないと、淡い期待が湧いた。

登り始め
登り始め(下山時に撮影)写真を拡大
  ベニバナヒメイワカガミ
ベニバナヒメイワカガミ写真を拡大

神山 標高:1438m

山行日 2011/05/14
場所 神奈川県
交通 箱根ロープウェイまたは伊豆箱根鉄道バスで大涌谷
箱根ロープウェイ
温泉ページへ 箱根強羅温泉
温泉ページへ
MAP GPSログによるトラックと写真のページ(EveryTrail)
《画像について》
青枠があるか説明にサブウィンドウを開きます付きの画像は、画像自体をクリックすると拡大表示し、拡大画像自体をクリックすると閉じます。



次第に岩がゴロゴロ
次第に岩がゴロゴロ写真を拡大
 灌木帯に入ると次第に本格的な登りになり、快調に登って行く夫に後れだした。そういえば登山といえる山登りは昨年夏の奥大日岳以来なのだった。

 大涌谷から冠ヶ岳経由での神山コースは、箱根の山々には珍しく岩が多い。登山道もそろそろ岩がゴロゴロし始めて、歩きにくくなってくる。



大涌谷分岐のベニバナヒメイワカガミ
大涌谷分岐のベニバナヒメイワカガミ写真を拡大
  岩場のベニバナヒメイワカガミ群生
岩場のベニバナヒメイワカガミ群生写真を拡大
〔11:05〜11:15〕大涌谷分岐:大涌谷分岐に近づくにつれ、そこここにベニバナヒメイワカガミの群落が見られるようになってきた。しかし残念ながら全てまだ小さな蕾だった。分岐の岩場は見事な群生地。この蕾が全て開いたら、さぞ見応えがあるだろう。

マメザクラと富士山
マメザクラと富士山写真を拡大
 さらに登ると樹林の中にマメザクラやミツバツツジが多くなる。ミツバツツジは蕾をつけたばかりだが、マメザクラはちょうど満開だった。ベニバナヒメイワカガミが咲きそろう頃はミツバツツジも楽しめそうで、5月中旬以降から下旬にかけてがベストシーズンなのだと実感した。

 相変わらず岩がゴロゴロしている登山道を登って行くと、やがて冠ヶ岳を回り込む巻道を行くようになり、なまった身体に登りがキツかった私も一息つけた。芽吹いたばかりの緑と満開のマメザクラを楽しみながら歩く。

岩が多い登山道
岩が多い登山道写真を拡大
  こんな平坦路も
こんな平坦路も写真を拡大
  マメザクラ
マメザクラ写真を拡大