箱根 神山
| 余計な前書き 今年のゴールデンウィークは我が家としてはゴージャスな4泊5日の連休になったので、岩手県の鞍掛山に登ったり小岩井農場の一本桜を見たりの東北の春満喫の山旅を計画していた。そろそろプランを詰めようかなという矢先、あの大震災が起きた。しばらくの間旅の計画など考えられない日々を過ごし、私たちにできる復興支援は観光客が激減した観光地へ行き経済を回すことだと吹っ切れたときには、ゴールデンウィークは野暮用で埋まっていた(笑)
それでもさほど意気消沈しなかったのは、ゴールデンウィークを過ぎるとすぐに夫の「定年退職」が控えているからだった。休日は日曜祝日のみ、から「毎日が日曜日」になり、いつでも山に行かれる……いや、実はそうはならないで、夫は定年退職日の翌日から非常勤での勤務に変わるだけ。それでも金・土・日曜日が休みとなり混む日を外して山歩きの旅ができやすくなる。 というわけで、「つつがなく定年退職おめでとう記念」の山旅に出かけた。天気予報を見てから決めるので、1泊2日のささやかな旅行であるが、たまたま選んだ箱根は「ふたりで山歩き」を始めた記念の地でもある。1995年と1999年の秋に登ったことがある、箱根最高峰で中央火口丘の中心、神山に登ることにした。神山にはベニバナヒメイワカガミの群生があり、かねがね見たいと思っていた。しかし咲き時期には1週間から10日くらい早すぎるようである…う〜ん。 |
大涌谷ロープウェイ駅から冠ヶ岳 |
大涌谷ロープウェイ駅を出ると風がかなり強かった。
![]() 神山登山口のゲート |
舗装路を過ぎて大涌谷の火山ガスにむせそうになりながら登って行く。標高を上げるにつれて背後に富士山がせり上がってくる。登り始めて10分ほどのところで、お目当てのベニバナヒメイワカガミが一株だけ咲いているのが目に留まった。もう一株は蕾だった。もしかしたら群生場所でもある程度咲いているかも知れないと、淡い期待が湧いた。
登り始め(下山時に撮影) |
ベニバナヒメイワカガミ |
