佐渡ドンデン山
| 【余計な前書き】NHKテレビで「花の百名山」として紹介されて以来行きたかった山である。今年は平年より積雪が少ないので、ドンデン山〜金北山の縦走路も不安なく歩くことができると考え計画した。見たい花のひとつ、オオミスミソウ(ユキワリソウ)には今年は間に合いそうもないが、やはり長年の憧れの花シラネアオイには初対面が叶いそうだと、出発前からウキウキ。しかし週間天気予報の雨の予報は出発前日まで変わらず、ヤキモキ。 |
GPS事始 4月中旬に携帯GPS(EMPEX ポケナビmap21)を購入した。購入を考えていた矢先、登山用具店で半額だったため逡巡の末に購入することにした。何年経っても初心者の登山者の域を出ない私たちにとって、まさかの時のための用心。多少のヤブ山や踏み跡が心もとないコースを歩くときにも活用できるかも知れない。また、電子地図・3D地形図ソフトカシミール3Dと連動してのデータ保存や、HPへの展開をも視野に入れている。今回の山行の前に操作の練習や設定の準備をしなければと思いつつも、分厚いマニュアルにゲンナリ。通り一遍の操作を練習しただけで時間は過ぎていった。何事も追い込まれないと始めようとしない、試験は一夜漬けで切り抜けてきたタイプ、前日になってルートの入力を試みた。ところがあらかじめ標準装備されている地図(1/20万)でのドンデン山はなんだかノッペリしているのに気づく。マニュアルを読むと、標高1000m以上の山岳のみ等高線が表記されるとのこと。ドンデン山は1000m以下だった。慌ててEMPEXのHPから「地図切り出しソフト」をダウンロードして、もっと詳細なオリジナルマップを作ることにした。初めてゆえスンナリとはいかなかったが、とりあえず完成。しかし縮尺が大きすぎ、深夜までかかって作り直したのだが今度は見づらい。結局翌朝出発前の慌しい時間に、最初に作成した地図を別のメモリ(CF)に保存するというドタバタぶりだった。ところが自宅を出て駅に向かう途中、「あっ!コンパクトフラッシュを忘れてきた!」最初の地図を保存したGPS用CFは、なんと家でお留守番(笑) |
2002年5月3日(金) 天候 晴れ
1日目 大佐渡ロッジからドンデン山、アオネバ渓谷
標準コースタイム ? / 自己タイム 3時間20分
大佐渡ロッジ(跡)12:10出発…ドンデン山(尻立山)12:40…13:10ドンデン池13:30…
14:30青粘(アオネバ)峠14:45…(休憩5分)…アオネバ登山口16:10到着
■登山地図はありません。国土地理院2万5000図【両津北部・金北山】を持参
参考図書『花の百名山登山ガイド・上』『新潟県の山』『ヤマケイJOY2001年春号』記事(山と渓谷社)

ジェットフォイル |
新幹線で東京〜新潟約2時間、埠頭までの連絡に所要30分ほど、そしてジェットフォイルに乗船して1時間、午前11時には両津港にいた。佐渡島は遠いと感じていたが、案外アクセスが良い。今回の旅の宿・足の予約を頼んだ行きつけの旅行代理店で、偶然に担当者が両津市出身の人だった。カーフェリーでは時間がもったいないと強くジェットフォイルを勧められ奮発したのだが、おかげで到着日にドンデン山を歩くことができる。(縦走予定日の4日が雨になりそうなので)
ジェットフォイルは走行中はシートベルト着用で座っていなければならない。夫婦二人とも初めての地佐渡島だったのに、近づく島をデッキからワクワクしながら眺めるという訳にはいかなかった。
埠頭のタクシー乗り場では、お客が少ないのか何台ものタクシーが待機中だった。乗り込んだタクシーの運転手さんはたいそう話し好きで、お客が東京からと知ると若い頃住んでいた蔵前の話に夢中。急カーブも少々荒っぽい運転でヒヤヒヤした。
GPS事始 登山口で携帯GPSをONにして衛星を受信。新潟港での乗船待ち時間に外に出て受信し、位置情報を更新しておいたので、割合すばやくキャッチ。あらかじめ設定しておいたルートで経由地、目的地のナビを試みることにした。 |
2,3年前まであった国民宿舎大佐渡ロッジは既に解体され跡形もなかった。タクシーの運転手さんの話ではトイレだけでも残しておこうとの話もあったそうだが、結局更地にしてしまって(移動式の簡易トイレが少し下にある)、登山者の駐車場になっているようだ。見晴らしが良い開けた青空にトンビが舞っていた。