コースタイム(下り) 標準タイム 2時間15分
大菩薩峠介山荘8:20出発〜8:55富士見小屋9:05〜9:40上日川峠9:50〜10:40第一展望台10:50〜千石茶屋11:10〜登山口(裂石)バス停11:40到着 〔自己タイム2時間50分〕
【予定下山コース】
大菩薩峠介山荘〜旧峠〜富士見新道との分岐〜雷岩〜大菩薩嶺〜丸川峠〜分岐〜登山口(裂石) 〔標準タイム3時間55分〕
関連ページ→大菩薩連嶺 牛ノ寝通りの記録
1日目 2001年1月1日
晴れ

21世紀の初日の出 |
5時30分起床。日の出の時刻までだいぶ時間がある。6時10分から朝食。戸外に出ると大菩薩峠は霧氷に彩られていた。風が強くて露出している顔が凍りつくのを耐えて、太陽が昇ってくる瞬間を待った。やがて富士山の白い雪と南アルプスの峰々が赤く染まり、東の空の雲間からオレンジ色の光が漏れ出す。6時57分、21世紀の初日の出は昇った。
初日の出バッチリ、富士山スッキリ、南アルプスの眺望に霧氷と、それぞれの気象条件が揃う確率は低いとの事である。こんな幸運な21世紀のスタートがきれたことがうれしい。ただ、ホームページに載せる写真を撮りたいとの思いが先立ち撮影に夢中で、世紀をまたいだ感慨にしみじみとひたる事もなくその一瞬を迎えてしまったことに多少後悔が残った。
 朝日に染まる富士山 |
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 霧氷の朝 |
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朝日に照り映える霧氷 |
太陽が昇ってオレンジ色の光があらゆるものを照らし始めると、じんわりと柔らかな暖かさに包まれた。太陽のありがたみを実感した一瞬だった。

大菩薩峠にて |
予定では5年前同様丸川峠経由での下山を考えていた。山の北面のため凍結が予想されるコースなので、軽アイゼンも持ってきた。また下山予定時間はバスの便がない時間になることからタクシーに来てもらう事にしていた。ところが大菩薩嶺頂きにガスがかかっているのを見て気が変わる。「のんびり下りようよ」。夫婦で仲良く意見一致をみて往路をゆっくり下山することになった。5年前既に頂上を踏んでいることだしやめても気が軽い。そんな訳で殆どの人が出発した後、8時20分に小屋を後にした。

富士見山荘からの富士山 |
登山道に少し残る雪が凍結しているが、緩い下りが多いので軽アイゼンの必要は感じない。左手に南アルプスを眺めながら富士見山荘まで行くと、裾野の広がりも満点の富士山が望めた。昨夜の忘年会で相席したご夫婦が写真撮影中。お別れの挨拶をして今度は私たちもひとしきり写真撮影に熱中した。いつまでも見ていて飽きない富士の姿だった。
上日川峠を過ぎて今度は、やはり忘年会で同席だったお酒が強いGさんと友人の二人に再会。抜いたり抜かれたりしながら千石茶屋まで下りた。持参したカップ麺の昼食をここでとるかどうか迷ったが、結局そのままバス停までノンストップで歩いた。
塩山駅へと向かうバスの正面からも、南アルプスの白い連なりがしばらくの間眺められ、素晴らしい新年の幕開けにシアワセな思いだった。 塩山から今夜の宿、塩尻と松本の間にある崖の湯へ向かう。甲府へ向かう普通電車の中で、空腹のためカップ麺を作って食べる。こんなことが許される(?)各駅停車の旅も私たちの好みである。
甲府から特急あずさに乗り換えた。茅野から座ることが出来た。ピッケルを持つ雪山装備の人たちの話が耳に入ったのだが、八ヶ岳ではガスのため初日の出はいまひとつだったらしい。「あずさ」の車窓からは快晴の空に八ヶ岳連峰が美しかった。
崖の湯温泉 薬師平茜宿
→崖の湯 薬師平茜宿ホームページ

ホテルの窓から北アルプス |
崖の湯は鉢伏山・高ボッチ山の山麓にある。塩尻駅からタクシーで薬師平ホテル(現在は「薬師平茜宿」と改称)に上って行く途中からも北アルプスの眺望が開けてきた。しかしホテルの部屋(3階)に案内してもらって息をのんだ。穂高に雲がかかっているけれど、松本平を挟んで青空に北アルプスの大展開なのだ。右手は白馬まで見えていた。夕闇が迫る頃には穂高の雲も取れて、槍・穂のシルエットがハッキリと見えた。大浴場と露天風呂からも北アルプスの展望を楽しみ、夜は夜景がたいへん美しかった。
〔詳細データ〕
翌2日の朝の展望も楽しみにしていたが、2日は雪の朝になってしまった。松本までホテルの車で、そして各駅停車で上諏訪へ。諏訪大社に初詣の後帰宅の途についた。