大雪山旭岳 裾合平 (2)

標準コースタイム 往復 約4時間20分

旭岳ロープウェイ姿見駅 --20分-- 夫婦池 --2時間-- 裾合平(-- 中岳温泉方面への往復 --)--1時間40分-- 夫婦池 --20分-- 姿見駅

 GPSログによる足跡を地理院地図に重ねたルートマップです。ボタンやマウスでの拡大・縮小や表示範囲の移動ができます。モバイル端末ではスワイプやピンチで操作してください。

※ 往路の途中でGPS測定を切ってしまったため、そのポイントから先はGPSログによる足跡ではありません。そのため裾合平での折り返しポイントはアバウトです。

 ルートマップ全体図は下のリンクボタンで開きます。レポートに戻るときは、ブラウザやスマートフォンの「戻るボタン」か、右下の「山行記録に戻る」ボタンで戻ってください。

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チングルマの大群落

チングルマの絨毯
チングルマの絨毯

 目の前の景色は、遊歩道で見た「チングルマの絨毯」より更に大規模な大群生だった。前を行く人も後を歩く人も、登山道左右の「絨毯」に眼を奪われて、皆立ち止まってしまい歩かない。見たところ完全な満開はたぶん2~3日先という感じ。

チングルマの大群落
チングルマの大群落
チングルマがこんもり
チングルマがこんもり

 しかし、すべて咲き終わっていた13年前のことを思うと、まさに夢のような風景だった。これを見られただけでも、来た甲斐があった。

エゾイソツツジ

エゾイソツツジ
エゾイソツツジ
エゾイソツツジ
エゾイソツツジ

 この日このコースで見頃を迎えていたのは、チングルマとエゾノツガザクラ、エゾコザクラだけではない。そこかしこで咲き誇っていたのが、エゾイソツツジだった。ツツジというより、葉の形や花が真っ白なのに蕾がピンクという特徴はシャクナゲに似ている(シャクナゲがそもそもツツジ科だが)。

旭岳の裾野をアップダウン
旭岳の裾野をアップダウン

 旭岳の裾野の尾根筋をアップダウンしながら緩やかに登って行く。後から出発した某旅行会社ハイキングツアーの団体さんに追いつかれてしまった。テキトーに混じって、引率する現地のネイチャーガイドの話をちゃっかり聞く(笑)

ベンチがある場所からの展望
ベンチがある場所からの展望

〔10:35〕ベンチ:しばらく登っていくとハイマツ帯になり、ひょっこりとベンチがある小さい広場に出た。チングルマの絨毯が広がる辺りで話を交わした女性がベンチに座って休憩中だったので、お邪魔して一緒に休憩。再び花の話題で盛り上がった。ここからは北鎮岳と当麻岳と安足間岳の眺めも良い。天気が良ければ、長居してしまいそうな場所だ。

エゾノツガザクラとコエゾツガザクラ

コエゾツガザクラとアオノツガザクラ
コエゾツガザクラとアオノツガザクラ
エゾノツガザクラ(たぶん純粋種)
エゾノツガザクラ(たぶん純粋種)

 姿見の遊歩道で群生していたピンクのツガザクラが「エゾノツガザクラ」だと思い込んでいた。ところが登るにつれて、花の色がもっと濃いピンク色(赤紫色に近いピンク)のツガザクラも見るようになった。花の形も薄いピンクの花の方は丸く、濃いピンクの方は少し細長くて先端が尖っているという違いがある。

 調べるとツガザクラ類は自然交配して雑種ができやすく、この辺りではアオノツガザクラも混生しているため、エゾノツガザクラとアオノツガザクラが交配した雑種「コエゾツガザクラ」が多い。薄いピンクで丸い花を付ける方がコエゾツガザクラである。また交配の具合により「ニシキノツガザクラ」と呼ぶものもあるらしい。純粋のエゾノツガザクラは花の形が細長く濃いピンク色をした方だが、完璧な純粋種かどうかの見極めは難しそうだ。右の写真の株が純粋種か、かなり純粋に近いのではないかと思う。ちなみに羊蹄山には交雑する種が分布していないので、エゾノツガザクラの純粋種のみが見られるとか。

エゾコザクラ
エゾコザクラ

 ナナカマドは白い花を付け、ワタスゲの綿毛は風に揺れ、エゾコザクラも咲き誇り、相変わらず花の道は続いていく。他にはミヤマリンドウやコケモモなどの花が見られた。

 雪渓が現れた。事前にネット情報で知っていたとはいえ、前回歩いたときは残雪など皆無だったので、ちょっと驚いてしまう。雪渓を渡るところはこの後も2,3箇所あった。

雪渓を渡る
雪渓を渡る
登山道のマーキング
登山道のマーキング
当麻岳と安足間岳、手前に小塚と大塚
当麻岳と安足間岳、手前に小塚と大塚

 登りの傾斜もそれほどきつい所はないし、天気が冴えなくても楽しい。当麻岳と安足間(あんたろま)岳の手前には、にょきっとした三角錐の小塚と大塚。奇妙な自然の造形が面白い。


登山データ

北海道大雪山


アクセス

旭川電気軌道バス「いで湯号」を利用


山行日 2011/07/28

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