HOME > 山行一覧 > 上高地と乗鞍高原/秋(2011年10月8〜9日)その3


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乗鞍高原ハイキング

 この年数ヶ月前からスマートフォンを使うようになり、旅先での情報収集が便利になった。上高地にいる間も乗鞍の紅葉情報をチェックしていた。旅行前に探しておいた紅葉情報を発信しているサイトや現地のペンションのブログのURLを、スマートフォンに送りブックマークしておいた。ちなみに乗鞍の紅葉状況を細かに発信していて参考になったのは、「www.norikura.org 乗鞍大雪渓 Web Site」の「紅葉関連」。

 乗鞍岳山頂マイカー規制により、岐阜県側の乗鞍スカイラインと長野県側通称エコーラインにシャトルバスが運行されているが、この時期は降雪や凍結で通行止めになり、シャトルバスが運休になることもありがちである。そこで通行止め情報も気になり毎晩チェックした。岐阜県側乗鞍スカイラインの通行止め情報については「飛騨乗鞍観光協会」の「乗鞍情報」がシーズン中毎日更新されていて、しかもスマートフォンでアクセスするとスマホ向け画面に変換されて大助かり。しかし長野県側エコーラインの情報はネットで取得できない。

 スカイラインは降雪のため7日、8日(午前10時に解除)は通行止めになったので、エコーラインも同様だと判断していた。坂巻温泉から乗鞍へ行くには、バスは乗り継ぎが不便なため、前日夕方のうちにタクシーを予約しておく。そこで紅葉状況、シャトルバスが運休になるかならないかで行き先が畳平にするか、または乗鞍高原に行ってもらうかでかなり迷った。一応乗鞍高原での宿泊先までということでタクシーを予約。


10月9日 天候 快晴

 冷え込みは前日より緩んだようだが、やはりキリッと寒い朝。坂巻温泉旅館脇の岩壁の木々が、この2〜3日の冷え込みで、2日前より幾分色づきが濃くなった気もした。迎えに来たタクシーに乗り込んで行き先の確認のついでに情報収集。運転手さんによれば、前日スカイラインを走ったところ今年の中腹での紅葉は既にピークを過ぎてしかも例年より色味が冴えないから、むしろ紅葉が始まっている高原の方が絶対良いよ、との話だった。これで中腹の紅葉への未練がなくなり、この日は乗鞍高原を歩くと決めた。坂巻温泉から乗鞍高原でこの日泊まる旅館(最寄りバス停はスキー場)へは30分ほどだった(料金は7000円ちょっと)。宿に荷物を預けて、スキー場前のバス停から乗鞍高原周遊バス(乗り降り自由で500円)に乗車した。


コースタイム
《往復》三本滝バス停留所--(かもしかの径)25分--三本滝

三本滝へ
三本滝へ写真を拡大
〔9:45〕三本滝バス停出発:前に三本滝を見に来たのは1995年夏なので、あまり覚えていることもない。レストハウスの脇から歩道に入り、軽い登り道を行くと今度は下り。だんだん行き交う人も増えてきたが、歩く人の足元を見るとトレッキングシューズ、ウォーキングシューズ、スニーカー、タウンシューズ(普通の靴)と様々。乗鞍高原のハイキングコースのなかでも、三本滝へ往復するこの「かもしかの径」コースは足元が悪い箇所もあり、遊歩道ではなく「登山道」と考えておいたほうが良い。

 乗鞍岳へと続く登山道との分岐を過ぎるとナメ滝が見えて来た。滝と滝の上の吊り橋と、紅葉した木の取り合わせが絵のようだ。滝の横の階段を登り、滝上に架かる吊り橋を渡る。

滝の脇の階段を登る
滝の脇の階段を登る写真を拡大
  滝上の吊り橋
滝上の吊り橋写真を拡大

乗鞍高原

山行日 2011/10/09
場所 長野県
交通 アルピコ交通上高地・乗鞍地区バス案内
温泉ページへ 乗鞍高原温泉
温泉ページへ
MAP トラックと写真のページ(EveryTrail)
参考 のりくら観光協会乗鞍高原公式サイト
飛騨乗鞍観光協会
《画像について》
青枠があるか説明にサブウィンドウを開きます付きの画像は、画像自体をクリックすると拡大表示し、拡大画像自体をクリックすると閉じます。



かもしかの径
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  三本滝の案内板
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 桟道状の木道や岩がゴロゴロして歩きにくい道になった。いったん開けた場所に「三本滝」の案内板があり、木立の間に三本滝の一部が見えた。若干足場が悪い急登を登れば目の前が開けた。



 水源が異なる3つの滝がここで合流しているので「三本滝」。それぞれの滝には名前がない。右手のナメ滝は手前にせり出していて迫力満点。左の滝は奥の崖に流れていて規模も小さいが、流れの先端が「白糸の滝」状で繊細な趣だ。中央の滝は水量があり、周囲に水しぶきを飛ばしている。

三本滝

左側の滝
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  中央の滝
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  右側の滝
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滝に近づくカメラマン
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  滝を彩る紅葉
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滝を撮影する人たち
滝を撮影する人たち写真を拡大
 滝の前の展望場所は狭く、三本滝のスケールが大きいので、三本揃い踏みの写真を撮ることは不可能だ。写真撮影を目的に来ている人たちが何人もいて、絶好の撮影場所を確保している彼らが写真に写り込まないようにするのにも苦労。場所を移動するのにも、岩がゴロゴロしていて足元が危ない。そんな場所なのに“写真が命”の人は渾身の1枚を求めて滝のすぐ傍の岩まで移り渡っていった。ちょっと危ないかなぁ。

 滝の水しぶき効果で周囲の木々の色づきが早く、赤や黄色の彩りが陽差しに映えてとてもきれい。紅葉が進んだ頃はさらに見応えがありそうである。

〔11:20〕三本滝バス停帰着:戻る途中で、ヒールがある普通の靴で立ち往生している女性を見かけた。この遊歩道入口には「歩きにくい山道なので足拵えは充分に」という看板があった方が良さそうな気がした。

 乗鞍高原の散策路はたくさんあって、よりどりみどりでどこを歩こうか迷う。16年前は三本滝から夜泣峠、一の瀬キャンプ場、一の瀬園地と歩き、登り返して善五郎の滝まで歩いていた。2008年冬にスノーシューで歩いた「口笛の径」(→山行記録)をまた歩いてみたいし、牛留池は外せない。三本滝レストハウスで昼食にするのもまだ早いこともあり、再び周遊バスに乗り休暇村へ行くことにした。