甘夏マーマレード

甘夏マーマレード《たまには手作りで》 十数年前にある講習会でこの作り方を習いました。本などを見て作ってみたそれ以前の仕上がりより美味しく出来るので、そのときから毎年作るようになりました。果汁たっぷりの果肉を全部使うので、とてもジューシーです。





材料

甘夏みかん
グラニュー糖 甘夏みかんの重さの60〜70%

作り方

準備
あらかじめガラス瓶と蓋は煮沸殺菌(15分)して、布巾は使わずに乾燥させておく。

皮を千切り(1) 甘夏はタワシなどで良く洗い、皮をむいて8等分にする。
☆皮にワックスかけをしてある場合は、お湯でよく洗うこと。丸ごと切り分けてしまうと袋から果肉を外す時に大変なので、柑橘類の皮むき器を使って実から皮を外すと便利。



(2) 皮を千切りにしてボールにとり、水の中でよくもみ洗いをする。アクの色がでなくなり水が透き通るようになるまで、水を3〜4回取り替えて洗う。これで苦味が取れる。あまり洗いすぎて特有のほろ苦さがなくならない程度に。白いワタが透き通るようになったらほうろうの鍋に移す。
☆苦味がないものを作りたい場合は水を加え1回ゆでこぼすとよい。

実を外す(3) 実を袋からだして鍋にいれ、皮にもみつけるようにして1〜2時間おく。こうすると実の酸味が皮に移って皮がやわらぐ。



煮詰める(4) (3)に水をひたひたに加え、強火にかけ煮立ったら中火にして、アクをすくい取りながら皮が柔らかくなるまで煮る。
☆砂糖を加えると量が増えるので、水を入れすぎると煮詰めるのに時間がかかる。果汁が多ければ、水はカップ1程度でよい。



出来上がりは琥珀色
(5) 砂糖を何回かに分けて加えながら、木ベラでさっくりと混ぜながら煮詰める。鍋底を焦がさないように要注意。出来上がりの目安は透明感のあるコハク色。
☆本などのレシピでは「コップの水にたらしたとき糸を引く感じまで」あるいは「木ベラで鍋底に"の"の字が書けるまで」などとあるが、緩めのほうが美味しい。冷めると驚くほど固まるので、あまり煮詰めないように。



(6) 瓶詰め
煮あがったマーマレードを熱いうちに瓶の口から少しだけ空間を残して入れる。瓶の口についたらきれいな濡れ布巾でふき取り、軽く蓋をしめる。

脱気(7) 脱気・殺菌
鍋に瓶を並べ、瓶の高さの半分くらいまで熱湯を入れて、鍋の蓋をして火にかける。15分ほどしたら取り出し蓋をきっちりしめてから、瓶をさかさまにして冷めるまで置いておく。



アドバイス

 市販のペクチンを入れないため、砂糖の割合を6割以上にしないと固まりません。袋と種に水を加えたものを煮詰めてペクチンを作ることも出来ますが、メチャクチャ苦くなります。ジューシーなのであまり甘さを感じさせませんが、最近の「甘さ控えめ」ジャム(糖度45〜50度)よりは甘いはずです。くれぐれも食べ過ぎないように(^^)

 殺菌が簡便な方法ですから保存は出来るだけ冷蔵庫で(半年くらいなら風味は変わらない)。開封したら必ず冷蔵庫保存で、早めに食べきりましょう。紅茶に加えても美味しいし、スペアリブのマーマレード煮や煮豚も美味しい。


《追記:2008年春》ブログでこのレシピページを紹介したところ、ご覧くださった方が作ってみて「美味しかった」とのご感想を頂きました(^^)/
「甘夏マーマレード作りも12年目」コメント欄 - 終わりのない旅




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