ネパールの旅とトレッキング
2008年11月22日〜12月3日ネパールの旅とトレッキング (1)
はじめに
| 余計な前書き スイスやカナダは夫の夏休みを利用して行けるが、憧れのミルフォードトラック(ニュージーランド)やヒマラヤトレッキングはトレッキング適期の関係で、夫の定年退職を待たなければならない。ところが先天性股関節脱臼の手術に成功した友人のBUNさんから、ヒマラヤトレッキングを目指していると聞いた。心が動いた。即座に「夫のリタイアを待てない。その計画に乗った!一緒に行こう!」と提案。2007年の年の初めだった。それから夫にじわじわと説得攻勢をかけ、BUNさんとの一泊山行を何度か実行して“お留守番”にも慣れてもらい(笑)、とうとうOKの許可をもらった。
BUNさんと私の体力レベルに合ったツアーとして、旅行社をマウンテントラベル・ヒマラヤ観光開発と決めて、2007年夏にツアー説明会に参加した。その時点ではBUNさんの幼なじみ、Y子さんを含めた“三人ムスメ登山隊”でのヒマラヤ行きを考えていた。そしてまた、私自身はその年の秋の出発だと思い込んでいたのだが、説明会当日、他の2人は2008年秋での計画のつもりだったことが判明し、腰を抜かしたりもした(笑) そんな2年がかりの計画で、私のヒマラヤを見る旅は実現した。当初はルクラから「ヒマラヤ街道」を2泊3日かけてホテル・エベレスト・ビューまでトレッキングするツアーを希望していた。ヒマラヤを味わい尽くすにも高所順応のためにも、ベストなコースだからだ。しかし2回目の2008年のツアー説明会に参加した頃、友人も私も体力の不安を抱えていた。そして何より2人のスケジュールと出発日のスケジュールが重ならなかった。そこでルクラからチャーターヘリコプターで高所のシャンボチェに飛び、高所順応のためナムチェで一泊するツアーに変更。また“三人ムスメ登山隊”のひとりY子さんは、残念なことに家庭の事情で不参加となった。 旅行前にインターネットで情報収集。現地(カトマンズ・ナムチェ・シャンボチェ)の天気予報もチェックしていた。出発前になんとナムチェ・シャンボチェに滞在する日の天気予報が最悪になった。展望を確実に楽しむために「乾期」の11月出発にしたのに、雨だの雪だのって…そんなあ! さて旅のハイライトであるヒマラヤ展望のミニ・トレッキングも無事に終わり、カトマンズに下りてきたときに緊急事態が起きていたことを知る。帰国便(タイ航空)で利用するタイ・バンコクのスワンナプーム国際空港が反政府団体によって占拠され封鎖、解除の目途が立っていないという。結局振り替えの航空便は4日後ということになり、ネパールに足止めされ旅の緊急延長が確定。仕事を持ち休暇で来ているBUNさんはハラハラし、私とて困った事態であることに違いはない。しかしジタバタしても仕方がない。こんな場合、個人旅行だと振り替え便も自分で探し、連日空港に詰めていなければならなくなり、ピリピリして過ごさねばならないだろう。思えばカトマンズに支社を置くツアー会社を選んだことは大正解だった。 足止めの間カトマンズで過ごしていても仕方がないため、ツアー会社の計らいでポカラへの一泊旅行に行けることに。ポカラはカトマンズからローカル便で30分ほどの、アンナプルナ山群を展望できる風光明媚な観光地である。このオマケのポカラがまたなかなか良かった。まさに「災い転じて福となす」であった。有り体に言えばラッキ〜!(笑)。そんなこんなで、今回のネパールの旅は一生忘れられない旅になった。 |
※ ヒマラヤ街道をトレッキングしたり、カラパタールまで登ったりしたわけではありません。あくまでヒマラヤトレッキング、高所トレッキングの入門コースです。そのうえで、体調に気をつけたり装備を調えれば、頑張らなくても誰でも行かれる高所トレッキングの記録として、参考になればと思います。
利用したツアー
憧れのホテル・エベレスト・ビューに泊まる旅9日間 / マウンテントラベル/ヒマラヤ観光開発(株)
参考サイト
→ネパール トレッキング情報
<トレッキングエリア地図、装備リスト、高山病の知識、トレッキングに必要な許可証、 旅行情報、分野別のリンク集>
◎ネットでネパール旅行及びヒマラヤトレッキングの情報を収集。ネパール旅行とトレッキングに関するあらゆる情報をまとめているサイトを発見。個人サイトらしいのだが、その膨大なデータの集積には感服するしかない。特にリンク集が充実。ネパール各地の天気予報やネパール在住の方の個人ブログリンクがたいへん役に立った。
ネパール地図

→旅行のとも、ZenTech
→ネパール国立公園・保護区 地図 - ネパール トレッキング情報
気候と服装について
ネパールの緯度は日本の奄美大島と同程度で亜熱帯地域にあるため、日本本州より温暖。晴天の日の平地の市内観光などの行動時は、長袖Tシャツ1枚に羽織る物を持てば良い感じ。陽差しが強いので、半袖で充分な日もあった。標高1388mのカトマンズ(カトマンズ盆地)は高原のため、11月下旬の場合朝晩は冷え込み、朝や夜間の外出にはジャケットや薄手フリースを着用した。標高833mのポカラはカトマンズより暖かく感じた。
山岳地帯のナムチェ(標高3440m)やシャンボチェにあるホテル・エベレスト・ビュー(標高3880m)では、朝晩かなり冷え込んだ。日の出・日没の写真撮影の時は、インナータイプのダウンジャケットに厚手フリースジャケットを重ねて着た上に、ゴア仕様のオーバージャケットを羽織ってようやく寒さを凌いだ。また宿泊施設の暖房はないか、あってもあまり暖まらない設備のため、部屋にいるとき、就寝時が相当に寒い。ナムチェのロッジ、ホテル・エベレスト・ビュー共に湯たんぽを用意してくれるがそれでも寒く、私は睡眠時は寝間着の下にブレスサーモ(発熱素材の衣料)の肌着上下、更に厚手フリースを着て、頭を冷やさないようにフリースの帽子を被って寝た。
トレッキングのときの服装は、日本での3月・11〜12月頃の低山ハイキングと同程度で良い感じ。休憩時や曇りのとき風が強いときなどのため、フリースやジャケット(雨具兼用可)は必携。高山病予防では頭を冷やさないようにすることも大事なので、防寒帽も必携。