馬爾康から紅原を経て川主寺へ (1)

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馬爾康嘉絨大酒店 (Barkam Jiarong Grand Hotel) / 馬爾康(マルカム)

 馬爾康(マルカム)での宿泊ホテル「馬爾康嘉絨大酒店」は玄関ホールのインテリアや客室の調度品がすべてチベット風で、異国情緒を味わえる。日隆のホテルより格上のような感じだった。成都から3晩続けて浴室がシャワールームのみだったので、バスタブがあるのはうれしかった。

馬爾康嘉絨大酒店
馬爾康嘉絨大酒店
玄関ホールの天井インテリア / 馬爾康嘉絨大酒店
玄関ホールの天井インテリア
客室 / 馬爾康嘉絨大酒店
客室(馬爾康嘉絨大酒店)
客室 / 馬爾康嘉絨大酒店
客室(馬爾康嘉絨大酒店)

 ホテルは大通りに面し、夕食後にお土産店を覗きながら散策をした。中心街からは外れているが、それでも日隆と比べれば店舗も大きく賑やかであった。

牛乳と豆乳

 翌朝のビュッフェスタイルのメニューでも、四川料理の数々の他にヨーグルトがあるなど都会風。牛乳はスキムミルクを溶いたような、またはロングライフ牛乳のような味がして、とにかく美味しくない。さすがに今は怪しげなモノが混合されているようなことはないだろうが、生乳ではなく加工乳らしく一度で懲りた。しかしヨーグルトは、ハチミツ入りらしく少し甘いがとても美味しかった。

 牛乳のサーバーの隣に豆乳らしきサーバーがあったので試しに飲んだら、意外なことにとても美味。日本の無調整豆乳と変わりない味だった。帰国後調べると、豆乳は中国語では「豆漿(トウチアン)」と言い、中国ではたいへんよく飲まれているとのこと。


第5日目 7月20日 馬爾康(マルカム) → 紅原(ホンユアン) → 川主寺(泊)

 この日は四姑娘山の山麓エリアから黄龍・九寨溝エリアへの移動ドライブである。チベット高原のような大草原を走り、黄龍・九寨溝方面を含む交通の要所である川主寺(せんしゅじ)まで行く。


ドライブ中のGPSログをGoogle マイマップにインポートした地図です。右端の拡大アイコンをクリックすると、別画面で大きな地図が開きます。


途中で休憩
途中で休憩

〔9:55~10:10〕休憩:7時50分に馬爾康(マルカム)のホテルを出発。だんだん高い山並みや渓谷は見えなくなり、車窓はなだらかな丘陵風景に変わってきた。何もない場所で休憩のための停車。休憩後車は標高を上げて進んだ。高台(GPSログでは標高3770m地点)に上がると、風景は一変した。

紅原の車窓風景

草原地帯 / 車窓風景
草原地帯 / 車窓風景

 もう車道の左右はどこまで行っても草原であった。草原と放牧されているヤクたちと、広い青空に白い雲という景色が車窓に流れていく。空気が乾燥しているのか、空の青さが澄み切っている。その青い大空に時折ハゲワシが舞っている。

遊牧民の住まい / 車窓風景
遊牧民の住まい / 車窓風景

 草原の車道脇にはタルチョーをたなびかせた遊牧民の住まいが点在している。例外なく中央にパラソルを立てたテーブルと椅子があり、それを囲むように住まいがあった。住まいは伝統的なパオは少なく、たいがいプレハブ住宅のような住宅や、移動できそうなコテージである。また仕事用の小型トラックはもちろん、乗用車も所有しているのが見て取れた。中国政府の定住化政策で遊牧民のライフスタイルが変わってきているのだろう。

 タルチョーがある遊牧民の住まいのなかには、観光用の馬場を営んでいるようなところも複数見かけた。牧畜以外に養蜂も盛んらしく、蜂の巣箱が置かれているのを良く見る。養蜂をする人のテントの入口には、ソーラーパネルが立てかけてあるのが時代の流れ(笑)

四川紅原空港 / 車窓風景
四川紅原空港
大草原 / 車窓風景
大草原
草原に川が流れる / 車窓風景
草原に川が流れる

 単調とも言える景色だが草原に小川が流れていたり、その川が大きな流れになっていく変化もある。草原の草地の下は湿地に見える。紅原(ホンユアン)の草原地帯は平で、車に乗車していて気づきにくいが、標高は3500~3600mくらいある。GPSログを見ると11:19に標高3785m地点を通過していた。

紅原の街に入る / 車窓風景
紅原の街に入る

 遠くに街が見えてきて、やがて草原が途切れて飲食店が建ち並ぶようになった。しばらくすると紅原県の中心地らしい市街地に入った。スーパーマーケットの前で人だかりがしていて、何かと思ったら簡単なステージの上で「AKB48」のようなアイドルグループが熱演中だった(笑)

 ホテルが何軒かあり、一番大きく新しいホテル(梦回草原酒店ではないかと思う)のレストランで昼食になった。

紅原の展望台 / 標高3460m

〔13:20~13:50〕草原を上から眺められる展望台で下車して散策した。草原に木道が敷かれていて、馬に乗って散策するレジャー施設でもあるようだ。

紅原の展望台
紅原の展望台
紅原の大草原 / 展望台から
展望台に上がる
紅原の大草原 / 展望台から
展望台から
紅原の展望台
紅原の展望台

 展望台にはゆるい階段を少し上がるだけだが、標高が3500m近いので息が苦しかった。

 この地は1935年中国共産党軍(紅軍)の長征の経由地となり、後年当時の首相周恩来によって「紅原ホンユアン」と名付けられた。展望台の途中には「紅軍烈士記念碑」がある。現地ガイド氏の説明では紅軍が行軍した当時はここは湿地帯で、その後水抜き工事を行って牧草地に変えたそうである。

紅軍烈士記念碑 / 紅原の展望台
紅軍烈士記念碑
紅原の展望台
紅原の展望台
紅原の大草原 / 展望台から
紅原の大草原

 展望台からの草原が360度広がる雄大な景色に圧倒され、空の大きさと雲の美しさに感動した。展望台がある木道を一周して階段を下り、再び専用車で川主寺へ向かった。


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