ユングフラウ展望スノーハイキング (1)

この日はハイキング中のGPSログを取得していなかったので、ハイキングルートはGoogleマップの機能で作成しました。右端の拡大アイコンで別画面で大きな地図が開きます。

写真のキャプションにアイコン がある場合は、画像をクリックすると拡大表示します。拡大画像の画面は、パソコンの場合は画像下のバーの < > で、モバイル端末ではスワイプで画像を順番に見ることができます。

クライネ・シャイデック / Kleine Scheidegg

 ユングフラウヨッホから登山電車でクライネ・シャイデックまで下りた。残念なことにすっかり曇ってしまった。私たちにとりこの旅は、グリンデルワルトが本命なのだからちょっと気落ちしてしまう。しか~し、アイガー、メンヒ、ユングフラウが見事に並んでオーバーラント三山の揃い踏み! 先ほどまで居たユングフラウヨッホもバッチリ見えている!(^^)!

 でもここからでは距離が近すぎ&山が大きすぎて、揃い踏みはカメラのフレームに収まらない。で、それよりも何よりも、到着したのが13時半近くなので、お腹がぺこぺこで揃い踏みに感激している余裕もない(笑)

アイガーとメンヒ / クライネ・シャイデック
アイガーとメンヒ
メンヒとユングフラウ / クライネ・シャイデック
メンヒとユングフラウ
アイガーとメンヒ / クライネ・シャイデック
アイガーとメンヒ
北東(グリンデルワルト方面)の景色 / クライネ・シャイデック
北東(グリンデルワルト方面)の景色

 グリンデルワルトからよく見えたヴェッターホルンは、山頂部分が雲の中。

 レストランへと急ぐ途中だが、アイガー北壁登攀ルート図の看板の前で全員集合。ガイドさんの説明を聞く。

アイガー北壁登攀ルート図看板 / クライネ・シャイデック
アイガー北壁登攀ルート図看板

 ナンバー3の赤い直登ルートが、1969年に今井通子さん含む日本人6人が夏期世界初直登に成功した「ジャパン・ダイレクト」。

アイガー北壁登攀ルート図看板 / クライネ・シャイデック
アイガー北壁登攀ルート図看板
軽食スタンドでランチ / クライネ・シャイデック
軽食スタンドでランチ

 この日は日曜日でレストランがとても混んでいて時間がかかりそう…ということで、昼食は屋外の軽食スタンドでとなった。ソーセージやレシュティを焼いたメニュー程度の料理を出す屋台に近いコーナーがあり、おじさんが一人で奮闘して作っていた。付け合わせメニューに好物のザワークラウトがあるので注文。寒いからなのか、ザワークラウトは大鍋で温めてある。それを大きなお玉でプラスチック皿にてんこ盛り、レシュティもてんこ盛り(笑)。ソーセージは焦げているし、お味は屋台の焼きそば並みで料金は日本のレストラン並みだった。スイスの物価はマジ高い。

 14時20分にクライネ・シャイデック(Kleine Scheidegg 2061m)からハイキングをスタートした。曇天ながらもそびえるユングフラウは見えていて、ヴェンゲンアルプ(Wengernalp 1873m)までずっとユングフラウをお供に歩くコースのようだ。

 トレイルは圧雪されているが、スキーとソリとの兼用コースだ。スキーヤーはここではスピードを出したりしていないが、後からスッと抜かれてヒヤッとすることもある。

ユングフラウを見ながら歩く
ユングフラウを見ながら歩く
トレイルはソリやスキーと兼用
トレイルはソリやスキーと兼用
変わった形のソリ
変わった形のソリ

 トレイルの傾斜が緩いので、ソリはあまり滑らないらしい。ソリ遊びの人たちは、ソリを引いて歩いてばかりである(笑)

 変わった形のソリで滑る人も見る。短いスキー板が取り付けてあり、手作りなのだろうか。

スイスのソリ遊び

 スイスでは老若男女がスキーを楽しんでいたが、ソリ遊びもスキーに劣らずポピュラーなレジャーらしい。日本ではソリ遊びは子供の遊びというイメージが強く、大人はソリ滑りだけを目的に冬山に行ったりはしない。しかしスイスではスキーと同様にソリもレンタルができて、子供連れ家族はもちろん多くの大人が楽しんでいた。天気が良かった日のハイキングで見かけた中年女性は、眺めの良い場所でソリを椅子代わりにしてくつろいでいた。ひとりでふらりとソリを持ってやってきて、散策のついでにソリ滑りを、という雰囲気だった。ただ年配の人がやっているのは見かけなかった。

 彼らのソリは日本で見かけるプラスチック製のものではなく、圧倒的に多いのが木製の伝統的な形のソリだった。上の写真のように座る部分にシートを張った形や、全部木製のものなどがある。そしてグリンデルワルトでよく見かけたのが、自転車タイプのソリである。ツアーリーダーさんから「自転車タイプはグリンデルワルトが発祥」と教えて貰った。

 自転車タイプのソリの写真を撮って来なかったので、ググったら詳しく解説しているブログを見つけ「ヴェロゲメル(velogemmel)」という名前だと知った。

雪の上でもサドルにまたがる / サイクルロード ~自転車への道 »

 ソリ遊びはスピード恐怖症の私が見ていても面白そうだ。スキーやスノーボードのようにウェアや靴は専用のものでなくて良いし、滑落の心配がない場所でなら危険は少ないだろう。平坦な場所や登り道ではスキーを引かなければならないのに、それでも彼らは楽しそう。ソリ遊び自体に、大人も無邪気な子供心を取り戻せる何かがあるからかも知れない。


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