マッターホルン・グレーシャー・パラダイス (1)

写真のキャプションにアイコン がある場合は、画像をクリックすると拡大表示します。拡大画像の画面は、パソコンの場合は画像下のバーの < > で、モバイル端末ではスワイプで画像を順番に見ることができます。

 標高2582mのリッフェルベルクから冬季のみ運行のリフトで標高1864mのフーリ(Furi)へ下り、フーリからゴンドラリフトで標高2939mのトロッケナー・シュテーク(Trockener Steg)へ。トロッケナー・シュテークからはロープウェイに乗り換えて目的地の「マッターホルン・グレーシャー・パラダイス」に上がる。「マッターホルン・グレーシャー・パラダイス」はクラインマッターホルンの頂上にあり、標高は3883mである。こんな累積標高差をロープウェイなどの文明の利器を利用して、苦もなく上がってしまうのである。文明の利器、大好き!(笑)

リッフェルベルクからリフトでフーリへ
リッフェルベルクからリフトでフーリへ

 ゴンドラからはマッター谷に広がるツェルマットの町もよく見える。ゴンドラから見下ろす景色は、標高を上げるにつれて岩と雪との高山らしくなっていく。

 フーリから乗ったゴンドラはシュヴァルツゼー(Schwarzsee / 2582m)経由だったが、シュヴァルツゼーで乗り換えせずにそのままトロッケナー・シュテークへと上がっていった。シュヴァルツゼーはマッターホルンの登山口である。私たちも19年前にマッターホルンのヘルンリヒュッテを目指してシュヴァルツゼーから登って行った。下車できなかったのは残念だった。そしてシュヴァルツゼーから上は、私たちにとって未踏の地である。

フーリからゴンドラでシュヴァルツゼーへ
フーリからゴンドラでシュヴァルツゼーへ
トロッケナー・シュテークへ
トロッケナー・シュテークへ
トロッケナー・シュテーク
トロッケナー・シュテーク

 リッフェルベルクから30分ほどでトロッケナー・シュテークに着いた。ここから見えるマッターホルンの姿は、肩から上の部分だけだ。大型ロープウェーに乗り換えてさらに上へ。

通路 / マッターホルン・グレーシャー・パラダイス
通路を進んで展望台へ

 クライン・マッターホルン駅について岩峰の中をくり抜いたトンネルの通路を歩く。標高が3800m以上あるので、平らな通路を歩くだけでも息が切れた。他のメンバーは高度障害に弱いと仰る人まで結構すたすた歩いて行くけれど、なんでだろ(笑)

 通路の先のエレベーターで展望台へ。

展望台への階段 / マッターホルン・グレーシャー・パラダイス
展望台への階段

 エレベーターを降りた先には急な階段。見上げる上にゴルナーグラート展望台から見えたアンテナ?が建っている。息切れしつつ登り着くと「Matterhorn Glacier Paradise 3883m」の大きな看板と十字架を背負うキリスト像がある展望台だった。

マッターホルン・グレーシャー・パラダイス展望台からのパノラマ

展望台 / マッターホルン・グレーシャー・パラダイス
マッターホルン・グレーシャー・パラダイス展望台

 マッターホルン・グレーシャー・パラダイスからのパノラマは「壮大」の一言に尽きる。ブライトホルン(Breithorn)の山頂が手が届きそうな近さで見えている。

目の前にブライトホルンの頂上 / マッターホルン・グレーシャー・パラダイス
目の前にブライトホルンの頂上
ブライトホルン(Breithorn 4164m) / マッターホルン・グレーシャー・パラダイス
ブライトホルン / Breithorn 4164m

 ブライトホルンはこのマッターホルン・グレーシャー・パラダイス展望台、つまりクラインマッターホルン山頂から登山できるので、比較的易しいアルプスの4000m峰だそうで、展望台から雪の尾根を登って行く人を見ることも多いそうだ。

 ガイドさんに「モン・ブラン(Mont Blanc 4807m)が見えるよ」と言われ、指さして教えてもらった。右隣の大きな山はスイス領内のグラン・コンバン(Grand Combin 4314m)だそうで…う~ん、どこかで聞いたような名前「グラン・コンバン」…。そうそう北イタリアでのハイキング(コンバル湿原~エリザベッタ小屋)でも見られたっけ。

モンブラン南壁展望ハイキング »

モン・ブランとグラン・コンバン / マッターホルン・グレーシャー・パラダイス
モン・ブランとグラン・コンバン
マッター谷の奥にユングフラウとメンヒ / マッターホルン・グレーシャー・パラダイス
マッター谷の奥にユングフラウとメンヒ
ユングフラウとメンヒを拡大 / マッターホルン・グレーシャー・パラダイス
ユングフラウとメンヒを拡大

 頭上の空は青空だが低い雲が薄く広がってきていた。しかし私たちはまだまだツキに見放されていなかった。マッター谷の奥にはしっかりとユングフラウとメンヒの姿が認められた。現地ガイドさんによるとアイガーは、マッターホルン・グレーシャー・パラダイスからは位置的に見えないそうだ。


拍手ボタンを押してくださると管理人の励みになります。

web拍手 by FC2